OUR DAYS 2009/3才2009/1/16

約束があって電車に乗り,千葉県のN市まで行った。本当はなおみも一緒に車で行く予定だったが,朝になっても彼女の熱が下がらない。

車を買い替えようと思っている。離婚したばかりの友だちの車屋さん。彼の社員として中古車のオークション会場に入れてもらい,車の話をしながら会場をあちこち歩いてお目当ての車をチェックして回るのだ。これがなんだかとても楽しい。車屋さんはボクよりも8才年上なので,若輩のボクが励すには仕事の客になって会う機会を増やすのがいちばんだと思う。もっとも「お友だち価格」なので,ほとんどもうけにはならないだろうけど。

首都圏から郊外に向かう私鉄と都心を縫う地下鉄が複雑に相互乗り入れをしているので,私鉄→地下鉄→私鉄と乗り継ぐと,ほとんど乗り換えなしで,3つ4つの都県をまたぐことができる。めったに電車に乗る機会のないボクにとっては非日常の,まさに旅だった。


ふだん,高速道路でよく通過する場所でも,電車の窓から見る景色は,まことに新鮮だ。


用が終わり,職場に向かったが,タローと一緒に直接行くはずだったなおみは,ますます容態が悪化して出勤は無理なようだった。今日は小学生クラスをY美に来てもらって乗り切り,中3はクラスをまとめてひとりで見た。この時期の中3は,もはや一人でも全く困ることはない。ただ,英語の時間を数学に取られたなおみがベッドの中で悔しがっているのみだ。

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