最近、絶叫したことありますか?
ボクはゆうべ叫びましたよお。声が枯れるほど悲鳴をあげました。ぎっくり腰の「入り」には二通りあります。どちらも腰に疲労が溜まっているところに寒さで筋肉が固くなることが原因です。一つは、ムリな姿勢や強い負荷がきっかけで起こるもので、もう一つはじわじわとつってゆくように痛みが増して、動けなくなるパターンです。今年、ベテランギックラーshuを襲ったのは後者の方、一週間ほど前から違和感を持っていたのが、昨日の昼過ぎ、座ったまま、まるでへたりこむようにギックリインしました。
見かねたなおみが、いきつけのマッサージ師に針治療を頼みました。数年前から月に一度ほどなおみが診てもらっているこのマッサージ師。専門はスポーツマッサージです。年中無休ですが、担当する駅伝チームなどが試合の時は帯同するためにお休みになるのです。
ボクは体育系ってホント苦手なんです。鍛えるために筋肉を「いじめる」とか楽しそうに言うし、モットーはたいてい「健全な精神は健全な肉体に宿る」です。
「ぎっくりが来たら、ひたすら動かさないで痛みが去るのを待つ」のを究極の対策にしているボクも、せっかく妻が予約してくれたのだからと思って、そっと自転車をこいで行ったわけですよ。そしたらいきなり腰にぺちぺちっと電極つないで、
「腰は筋肉少ないですから強めにしますね。」
って、
「あ”-!!!むりむりむりむり…ひいいい」
「ほぐれたところで、周辺からマッサージしまーす。」
え?うわああああああああああ!ぎえええええええええ!うががががががががが!!
「すみませんねえ、荒療治しか知らないもんで。」
あうあう、あがががあががががががが、ぎょえええええええ!!
「あははは。奥さんは、これくらい平気ですよ。」
ふんがああああぁぁぁー!!!!!ふがふがふがー!!
針もただもんじゃありまっせん。脚をねじったりして、すでに指で触れただけでもつりそうになるところに…
ぷすうぅぅぅぅ…つんつんつん。
あひいいいい。
お灸も含めてたっぷり1時間。
「どうですか?具合は。」
「いやあー!!治った治った。この通り。」
腰を伸ばしてスクワットして見せる。本当は電気と針で麻痺してしまった上に、マッサージで下半身全体が激しい筋肉痛のため、もはや腰が痛いのかどうかすら分からない。とにかくこれ以上、マッサージはご免なので全快をアピールしたわけです。
「針はそんなに早く効くはずないんですが…。2日後くらいには効果が出てきますよ。」
「あ、そう。」
そして本日、いまだ筋肉痛が腰痛を上回る。ほとんど歩けません。あしたには針治療の効果が出るのでしょうか。