OUR DAYS2013年2013/10/20

固いフンをしたあと、スキップ、ジャンプして元気をアピールする。午後も固かったので、昼、夜と食事の量を戻した。様子のおかしいところがないわけではないが、もう大丈夫と思っていた。

ところが翌朝(今朝)、なおみが起きると、玄関に大量の下痢便があった。ボクは寝ていて知らない。

早朝、がまんできなくなってボクを起こしに来たのだろうが、タローは何か訴えるときに声を出さないので気づかなかった。0才途中に外で排泄するようしつけ直して以来、家の中でしてしまうのは初めてのことだ。よっぽど辛かったのだろう。なおみが始末している間に、今度はハウスの側で吐いた。異変に気づいて起きたボクに眼力で外に出たいと訴えて、土砂降りの中をまた遊歩道まで走ると、身をよじりながら二度、血便をした。待ってるボクも着の身着のまま傘もないのでずぶぬれになった。いやがるタローを風呂場に入れ、どろどろになったお尻の毛を洗ってから病院に行った。

持ち込んだ血便の検査を待つ間も、元気に待合室中の人たちに愛想をふりまいて、アイドル状態。ボクたちは検査結果が気になって気が気でない。

で、結果は…異常なし。

え?

先生の診断は「胃腸炎」

…それって、ただのおなかこわしですか。

でも、3日ほどほとんど食事を消化していない上に、下痢と嘔吐で脱水症状気味、体はかなり弱っている。そこで…


点滴である。ボクもしたことない。

人間と違って静脈に入れる必要はなく、皮の下にたるみがあるのでそこに注入する。皮下点滴というそうだが、まるでひとこぶらくだのように首の後ろが膨れている。薬も入っているので今日はこれで絶対安静。

帰宅して、ひとしきり「おなかがすいた」とアピール(しゃんとおすわりして、じっとこちらの目を見つめながら、黙ってぐいっと左手を挙げる…唯一の芸「イマムラタロークン」をすること)していたが、薬が効いてきたのか今はハウスでぐったり寝ている。

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