OUR DAYS2014年2014/7/23

先週から,ウチの前で下水管の大きな工事が行われていて,朝,ジムに行く前に車を外のコインパーキングに停めておかなければならない。夏期講習に入って本当に忙しいので,朝食後すぐにタローを乗せてパーキングに行き,帰りに遊歩道でワントゥして戻る。

ジムから帰ると,もうウチの前は工事の車がいっぱい入っていて,出勤の準備をして出てくると,大勢の人が工事の準備を始めている。タローは何だか楽しそうに見えるのか,彼らの中に混じって忙しそうにしている。若い男女の作業員にかわいがられて呼んでも来ない。

「じゃ,そこにいていいよ。ちゃんとお手伝いするんだぞ。」

そう言い置き,すたすたと私道の出口まで行って待っていると,あたふたと追って来る。後ろから工事の人たちの笑い声が聞こえる。彼らは,毎日9時に夫婦揃って犬を車に乗せて出勤していくボクたちのことを,どんな職業だと思っているだろう。まさかこのあと,ほぼ肉体労働に近い地獄の11コマ連続授業が待っているとは知らないだろう。


パーキングが近づくと,タローがなおみの前に立ちたがる。

「ママ,こっちだよ,ボク,車の場所知ってるよ。教えてあげるからついて来てよ。」

あきらかにそう言っている。

車道を外れたところでリードを解いてやると,自慢げに「ほらね」と振り返る。いったい何だってこんなにかわいい動物を神はお創りになったのだろう。

工事は今週いっぱい続くらしい。

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