OUR DAYS2014年2014/7/25

1日11コマも授業のある夏期講習,今年はさらに出勤前にジムに行こうと企てた。ふだんより30分早く行って,トレーニング時間を半分にすると,時間的には可能になるが,果たして体が持つのかはわからない。

ジムには昨年の夏期講習明けから通い始めたので,もうすぐ1年,もちろん妻がいっしょだからだが,それにしても意志の弱いボクがよく続いているものだと思う。

ロッカールームで,いつも使うロッカーを決めるのはA型的には禁物である。どうしてもその番号にこだわりたくなる。ちょうどその両サイドのロッカーでまさに着替え中というときでも,番号を決めていると割って入りたくなるし,いわんや,自分の番号がふさがっていたりすると一日中凹むことこの上ない。だからあえて番号を決めない。するとそれはそれで「その日その数字を選ぶ理由」が必要になってくるから気楽ではない。ボクが着替えるだいたいの場所は150番前後が多い。例えば今週…144は12の平方で約数を15も持っている素敵な数だが,偶数は下段なのでボクの身長と腰痛を考えると厳しい。火曜に選んだ143は二素数の積(11x13)で好きな数字のひとつだ。水曜は素数の平方で169,木,金は137,157と素数を使った…と,いった具合である。

トレーニングを終えて戻ってくると,いったん衣類をロッカーにしまってシャワールームに行くことになる。ジムに通い始めてから改めて,毎日洗濯する妻の苦労に思い至ってきた。少しでも負担を軽くしようと考えたのがロッカー内物干し作戦である。ロッカーの中には上着用の衣文掛けが備えられている。汗だくになるシャツや下着は致し方なしとして,トレーニングパンツを一週間洗濯せずに使いまわすため,トレーニングから戻ったらいちばんに脱いでこの衣文翔けに干すのである。そのためにロッカーはシャワー室から遠くて湿気が少なく,扇風機が多く置かれている150番付近なのだ。扉を開いたロッカーに扇風機を当てながら,トレーニングパンツを干し,下着類はそのまま洗濯機に入れられるようにしてから袋に密封する。その上にシューズも広げて干す。先日,家で妻がシューズを干したり乾燥除菌スプレーをしたりしてメンテナンスしているのを見たからだ。使ってすぐに干せば,少しは援護になるかもしれない。シャワーからあがってからも,扇風機を全開にしながら,順番を考えてバッグにつめていく。帰宅したら,またすぐにトレーニングパンツとシューズはエアコンの近くに干す。どれほど効果があるのか疑わしいがこれがA型のロッカーである。

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