1年に1度,大晦日の晩にだけ見るアイドルたち,きゃりーぽにょぽにょだとか何とかZとか…その圧倒的な才能は認めるが,鼻濁音が発音できない小娘たちのきたない日本語を聴く義理はない。アイドルって言ったら発音のきれいなももえちゃんとか薬師丸ひろ子ちゃん…と,思っていたら,その薬師丸ひろ子ちゃんが出てきたから驚いた。ドラマで人気者になったとかで去年も出たらしい。
明けて元日は朝から天才料理の仕上げ。29日頃から仕込みは始めていた。
朝はよく晴れていたのに,午後から氷雨模様。
新年会のある町田では雪になった。
タロー的には雪の定義を外れているようで,とくにはしゃぐ様子もない。
天才シュウの宿敵ウィノーナ登場。
ライバル対決に向けて,イギリスから持ち込んだチーズを使って朝から料理していたそうだ。
かたや!ウィノーナのメインはサワークリームと野菜で食べるスペイン風のミートパイ。
これがトルティーヤの生地を焼きこんであるメキシカンテイストで,完全にオリジナルの創作料理で,しかも恐ろしくうまい。
再現不可能なほど複雑なレシピ。
「ポイントはチリペッパーの香りを立たせるために,ふんだんに使うこと」
…だそうだ。
こなた!和風を意識したシュウの新作。
マグロの赤身はスコッチとはちみつと本わさびの甘い漬け。ロースの塩豚は塩麹とハーブに2日漬けこんだものを,フライパンで焼いてから塩麹ベースのスープで60分煮込んだもの。西洋わさび添え。フレッシュホタテ刺は北海道の友人が送ってくれたものを解凍した。柔らかい冬セロリは生のままシーザードレッシングを敷いて,黄パプリカは塩豚のスープで煮てある。
そして今回のトピックは,これらの味を結ぶ琥珀色のゼリー。どんこの戻し汁をベースに出汁醤油をゼラチンで固めてキューブに切った。試行錯誤の末,2mm角ほどに刻んだどんこと金時にんじんと黄パプリカを中に浮かせてある。
ところが料理自慢はボクとウィノーナだけではない。
めぐみ伯母は毎週のように教会の集まりで料理を振舞っているし,そもそもむつみ母はプロである。
母は膾とお煮しめ担当,義弟嫁はウィノーナの好きなおでんを煮てきた。
そこにドイツ生活の長かった義伯父夫婦がドイツ風の肉だんご料理を持って来た。
いったい,何人分のごちそう(;^_^A ♪