準備
宮古島で泳ごう
準備
タローを連れて飛行機に乗るのである。
飛行機に犬を乗せるなんてここはアメリカじゃない…とか,本当に犬にとって幸せなのかどうなのか…とか,
…いいのだ。
タローとボクたちと飛行機に乗るのである。
いつか乗ってみたいと思いながら,ふと気づくとタローはもう9才。来年は旅する体力がもうないかも知れない。
飛行機で出かければ,レンタカーを借りなければならない。犬を乗せるのを許してくれるレンタカーでもケージに入れるのが条件だ。2ヶ月前からソフトケージに入る練習を始めた。
別に入るだけなら平気である。
問題は車の乗り降り。去年までなら,荷台まで垂直に軽くジャンプして乗れた。
今は抱えてやらないとうまく上がれない。下りるときはもっと危なっかしい。足を痛めそうなので,結局訓練の一週間,二人で抱えて下ろした。
大型犬の衰えは急速だ。
ANAのHPには「犬はあなたの家族です!!」
…と,書いてあるが,犬の搭乗予約はできない。
ケージだけ予約できる。
「乗れないこともあるんですか?」
「他のお客さまの荷物が多いときなどはお断りする場合があります。」
「えっと,そういう場合,結局どうなるんですか。」
「はい,別便の貨物扱いとなります。もしくはお客さま自体,別便をご利用いただくか。」
…それって,「家族」とは言いませんよね(;^_^A
「犬はあなたの家族→貨物です。」
…と,口には出さない。
こんなことは,犬を連れていれば日常茶飯事のこと。「ワンちゃんと温泉宿」に行っても,「ワンちゃんと海の民宿」に行っても,
犬と泊めてもらえるだけでありがたいわけで,
家の風呂みたいに小さな浴槽の温泉に浸かり,クーラーのないプレハブの部屋に寝ることも厭わず。
いちいち腹を立てていたら犬を連れて旅などできない。
でも,別便貨物にするわけにはいかないので,行きも帰りも空席のありそうな平日の便を選んだ。
ぱぱ,まま,ぼくわ,いつもの席にのりたいな。
タロー,がんばって。練習しましょうね。
水のボトルの吸い口。
こちらは飛行機のケージで使う。
ほら,こうして吸うと水が出るのよ。
練習しましょうね。
レンタカーの荷室がケージでいっぱいになりそうなので,トランクも小さいのを購入。
ん?これはどさくさに紛れて新しいレンズ(;^_^A
人の迷惑にならぬよう,ひっそりと静かに行って来ます♪