年が明けたら来るように言われていた尿管結石の診察。ずいぶんと遅くなってしまった。
待合室の雰囲気をどうしても撮っておきたくて,一眼レフを持って行った。そっと撮ったのにあっさり受付のお茶目お姉さんに見つかってしまった。
「ずいぶんとスゴいカメラですね。」
いやあ,今日は富士山が見えるから…下手な言い訳をしたのが悪かった。
「ああ!富士山なら,このビルの屋上からよく見えますよ。エレベーターでRを押して…」
ホントっすか。やったー♪行ってみます!!…ピーカンに富士山を撮る羽目になった。
膀胱も前立腺も
右も左も
後ろも「炎症は治まり,石はひとつもありません。これで治癒ということになります。」
ありがとうございました。
「一応,血が混じってないか調べるのでお小水だけ取って来てください。」
紙コップをもらいレントゲン室の裏のドアから廊下に出て,階で共用のふつうのトイレに行く。戻るとレントゲン室の端にある流しで先生が紙コップを受け取り,目の前で数枚の試験紙を浸す。
「血も混じってません。でも,ほらここ。アルカリ性を呈してるでしょ。まだ石のできやすい状態です。」
はあ,どうすればいいでしょう。
「柑橘類とかお酢とかを採ってくださいね。」
はーい。
ボクはこの病院がとても気に入った。もう治って来なくなると思うと寂しいくらいだった。
屋上に上がった。
自分で言うのも何だが,ボクはこの律義さでけっこう人に好かれる(笑)
腰の具合がいいので,絵画館の方まで回ってみた。こちら,国立競技場が更地の今しかみられないことで有名な富士。
競技場の工事は進んでいるんだかいないんだか。東京都の工事はどうにも信用できない。
なおみはボクを病院に送ってそのまま出勤した。
超難関私立の1回目に今年のエースが滑り,再挑戦待ちになっている。
都立の推薦はチャレンジした3人が全敗した。
想定内だが心身ともに今がいちばんキツイ。