2月いっぱいで仕事の繁忙期を終えるボクたちを大勢の人たちが手ぐすね引いて待っている。誰彼構わず「3月になったら会いましょう」と空手形を乱発していたので,あっと言う間にすべての休日が予約でいっぱいになった。
まずはこの三人(;^_^A
リタイヤして新宿から御宿に引っ越した母の友人の家を訪ねてあげたいので連れて行ってほしいという要望である。
市川インターから大多喜に向かう道すがら,線路沿いの菜の花畑にカメラマンが大勢見えた。果たして駅だった。時刻表を確かめるまでもない。カメラマンの集まっているところに走る。
小湊鉄道がのんびりとやってきた。
置いてきた母も間に合いました。走ってきたようだ。ルミックスを構えている。換算28-280mmというとてつもないレンズを装着している。
ものはついでなので,ひとついすみ鉄道も狙ってやろうとやってきたのですが,ちょうど到着したときが通過時刻だったので落ち着いて撮れませんでした。次の列車までは40分以上ある。
どうする?オフクロ。
「待つ」
と言う。母はボクと一緒のときだけはまだ写欲を発揮する。
迷惑なのは犬たちである。
タローは慣れっこ。
マロンは何やらアピールしている。
タローの背中にテントウムシがとまっている。(なおみ撮影)
ふう。
なおみもXE1を持ち出してきた♪
撮っているのはこんなもの。
通過時刻が近づいて,そこそこカメラマンも集まってきた。
ごとごとといすみ鉄道がやってきた。
通過したあと,モニターを見ながら母が
「黄色だったから,空にも映えて,菜の花には溶けてよかったねー。」
と言った。
え!?
ボクは夢中で構図や露出ばかり気にしていて色まで思う余裕がなかった。
母を移住した友人宅に預けてボクらは去年も来た海岸に急いだ。
ここはタローとボクたちの天国だ。
水のきらいなマロンにはまたまた忍耐のときである。
コンビニのお弁当を食べて,さあ,そろそろ上がろうか。
サーファーたちのために無料開放されているシャワーを借りられる。
ばーん!!(笑)
母を迎えに行って今夜の宿に早めにチェックインした。
つぶれた豪華温泉ホテルを改装してオープンしたらしき犬といっしょに泊まれる温泉宿。犬さえ泊めてもらえれば,ほかの一切は文句を言わないタイプの,つまりボクたちみたいなノーテンキ犬バカ飼い主が集まってくる。
目玉施設の犬用プールに人影,犬影はない。早晩になくなるであろう。もちろん,マロンは真っ平ごめんだとばかり,母の後ろについてエレベーターで部屋にあがっていった。
かつての大温泉プールを改造して作られている。
うちの子…
笑ってましょう?
ね,笑ってましょう?
1時間あまりもこうして三人だけでプール遊びに熱中している。一般の人にはまったく理解不能な幸福の時間である。
動画は→こちら
母をずいぶんほったらかしにしている。
「シュウ,先に部屋に行って。」
わかった。じゃ,あとは頼む。
タローはシャンプータイム♪
急いで部屋に戻ると…
寝てるし!!二人とも爆睡してるし!!
ああ,もうプール終わったの?
海辺で夕日を撮るつもりだったけど何だか疲れちゃった。もうやーめた。
ぷしゅー♪
今度は人間用の泉質はとてもよい温泉に浸かってくる。
「ねえ,タローが泳いで疲れたんだって。」
「ママ,疲れたよーって言ってるよ。」
あ(;^_^Aそう。
夕飯タイム
メニューを見ながら,バイキングの作戦を練る嫁と姑。
宴たけなわ♪
…って,ん?熱燗の肴は…
げ,ケーキ!!
やめてくれー(;^_^A
もう一度,温泉で温まって,夜は更けて。
おやすみなさい。