ボクの趣味で開かれる映画鑑賞会。
前回スタンリーキューブリック監督「スパルタカス」に続く第二弾!!
ジャーン!!山田洋次監督「遥かなる山の呼び声」
なおみは恒例高校仲良し五人組とランチである。
前夜(力仕事はすべてなおみ)セッティングしてあったものの,参加15人分のポップコーンやホットドックを作るのはタイヘンな重労働。
おまけになおみがいないので,家でちょっとのつもりの昼寝が深寝になって,遅刻寸前午後4時にとび起きた。すわ!タイヘン!タロー散歩まで含め奇跡の動きをして40分過ぎに教室入りした。もし首都高が渋滞していたらアウトという薄氷の危うさである。
あらよっと♪
ここまで喜ばれるとやりがいも出る。
休憩時間にはなおみが到着して助かった。
倍賞千恵子の微妙絶妙な演技はこどもたちには難しい。
が,健さんと吉岡クンのストレートさが子どもたちに感動と涙に誘う。
おまけにクライマックスはハナ肇のくさい演技だからさらに分かりいやすい。
山田洋次が現代っ子を泣かせた。
映画がはねて片づけをしていると,リョーコが近づいてきてあの真っ直ぐな目で
「シュウ先生,高倉健に似てます。」
と言うではないか。なんとー!それは健さん亡き後日本でいちばんかっこいいと言ってるのに等しいことがわかっているのだろうか。
ボクは髪をこれ以上伸ばすのをやめることにした。心なしか話し方までクールになってくる。
片づけを終えて帰ろうと外に出たところにりりたちが走って来た。
「せんせー!あの,これから一緒に花火しませんか。」
喜んで行かせてもらうよ(クールに)