元気のない原村の母のところへすぐに行きたいところだがワクチン接種の予約がある。
まずはなおみの1回目。
渋谷区の予約もだんだんタイトになり、この日程をゲットできたのは参宮橋の病院だったので車で送迎する。
注射を待つ間に世界堂まで往復。画材ばかりはオンラインショッピングではなく専門店に行く。
価格もAmazonやヨドバシより1割以上安い。
還暦祝いの残りを全て使って高い水彩ブロックを買った。
人生初アルシュ…描くとき手が震えそうだ(笑)
世界堂本店は新宿なのに駐車場完備である。大きなキャンバスや木枠を買っても車ならラクチン。
若干、出入りのエレベーター待ちに手間がかかる。運が悪いと20分近くも待つことがある。
注射は終わったらしい。参宮橋に急ごうにも渋滞が激しい。
帰宅するとなおみはもうフル回転で洗濯していた。
夕方「肩が上がらない。」
と言っていた他は副反応もなし。
明けて夏休みの2日目、今度は午後からボクの2回目。
巷間、60才を境に副反応の重症度が違うと言われる。
60才と8ヶ月のボクは果たしてどうなるか。いずれにせよ半日後のことらしい。
その前に原村に移動せねばならない。
ルーフキャリアの装着はもう手慣れたもの。
出発してすぐに永福の料金所である。中央高速は起点の高井戸に入り口がない。
永福から高井戸まで首都高を使わなくてはならない。
わずか2.5kmの下りにも1,000円の五輪上乗せが適用される。
「仕事じゃないんだし調布まで下で行こうか。」
黙って1,000円払うのが剛腹だったのだが、甲州街道はまた酷い渋滞だった。
高速なら10分のところを1時間かかってしまった。
遅くなったので何か食べようとするとパーキングが軒並み時短営業で閉まっていた。
とうとう双葉のレストランまで来た。おろしそばが千百何十円だったが文字通り背に腹は変えられぬ。
テーブルの間にものものしい衝立。ピカピカで写らないのでおしぼりをかけてみた。
なおみの注文した蕎麦をちょっと交換して食べるときは席替えになる。
あまり衝立の役は立っていない。
食事の前には代表者指名と入店時刻、連絡先電話番号などを提出しなくてはならない。
飲食店はコロナで本当に大変だ。
しらべ荘に着いたのは9時半頃になってしまった。
品川ナンバーが目立たなくてなくよかったとも言える。