OUR DAYS 2024年2024/1/1-1/4

1月1日/ 謹賀新年

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6時20分に起きて冨士見の一本松に行ってみた。 

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 ここにこんなに車が並ぶところを初めて見た。

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 母は早くから起きていたが来たがらなかった。あの母がである。この変わりように心がついていけない。

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 -2℃。この時期の夜明け前の原村としては異常に温かい。

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 若者たちよ。こんなところではなく,もうちょっとどこかないのか(笑)

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 ここからでは朝日は富士からも八ヶ岳からも出ない。真ん中のエコーラインの電柱から上がるぞ。

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 いつもの農場に戻って日の出を待った。

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 エコーラインよりはちょっとマシなところから陽が昇った。

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 あけましておめでとう。

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大晦日にたてしな農園に行ったとき,売れ残った百合が150円引きだったのをなおみが目敏く見つけた。ボクは裁断した水彩紙の切れ端に水彩絵の具で「賀正」としたためた。なおみが百合を活けてその前に水彩紙を飾った。一夜飾りになってしまったが,ボクたちらしいお飾りができた。

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ボクの煮物

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なおみのなますと黒豆

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たつくりは冷凍庫のワカサギで作った。

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さあ,今日は昼から飲むかな。

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お猪口はナイアガラで買ってきたグラスで乾杯。

1月3日/ 初雪

1月4日/雪の朝

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雪にはしゃいでいるようでは,まだまだ山の住人とは言えない。

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なおみ撮影

9時にはもう晴れてきた。

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何かキレイな写真を撮ってきてくれろと,なおみが言うので仕方ない。5Dに50Lをつけて庭に出た。

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庭にまでバイオリンの音が流れてくる。5日に商工会議所の新年会で演奏するので,なおみは暮も正月もひたすら練習している。

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バイオリンを押さえる顎の下の痣が腫れあがっている。ボクはまだ新年になって1枚も描いていない。

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お隣さんが雪かきしてるぞ情報にまた飛び出していくなおみ。

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雪がもったいないからと雪ダルマを作った。

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 今度は母が炬燵から引きずり出されて雪だるまを見に来た。そして珍しく写欲を取り戻した。

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雪はいろいろ元気をもたらしてくれる。

1月5日/なおみ,商工会議所の新年会で弾く

暮れも三が日もひたすら練習していた。諏訪響の有志で出演する地元商工会議所の新年会の余興に誘われたからだ。なおみは新入団なのに,コンマスのTさんやK子さんにやたらと可愛がられている。可愛がられていると言っても二人はなおみよりずいぶん年下である。

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三が日が明け村役場やJA,銀行にオートバックスとなおみは忙しい。この日も村役場やホームセンターで用足ししながら諏訪に下りて行った。

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車の中で衣装に着替えていたら,ちゃんと楽団のための控室もあると言われた。大きな控室。

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田舎の商工会議所の新年会。会費は8000円だとか。まるで結婚式場。生楽団の演奏は会場に来る参加者が席に着くまでの余興である。いやはやなんとも…。

なおみはと言うと,これが仲間たちとの練習や演奏が楽しくて仕方ないらしい。

「アイネクライネの有名なフシのところはみんなユニゾンなのよ。それが終わってわぁーっと各パートに分かれていくところがいいんだなぁ。」

夕飯には帰ってきて感動を語っていた。いくばくかのギャラも出るらしい。

1月6日/ 松響のニューイヤーコンサート

数日前に予定は決まり,昨日も今朝も母は一緒に出掛けるのにそこそこ乗り気だった。それが行く20分前には忘れている。

「そろそろおでかけの準備始めてください。」

…と,なおみが声を掛ける。

「え?どこに行くの?」
「松本でコンサート聴いて,岡谷でお夕飯ですよ。」
「わたし行かないよ。ここにいるよ。」

初めてではない。ここのところおなじようなことが頻繁にある。年末年始と母は家から一歩も出ていない。あれこれ考えては誘い出そうとしているなおみのメンタルが少々心配である。

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大槻医院を受診する。治療中の高血圧の経過観察である。

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病院の診察時間から開園までタイトだったので準備してきたおにぎりを諏訪湖SAで食べた。予定では母が一緒のはずだったが母の分のおにぎりは置いてきた。

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諏訪響,岡谷カノラータ,松響と規模も技量もほとんどどっこいと言ったところ。

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松響のニューイヤーコンサートは毎年ヨハンシュトラウスを中心にウィーンのロマン派に絞って演奏するようでオーストリア大使館が後援している。

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今年は元日に起きた能登半島の大地震の影響で本家ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの中継がなかったので,美しき青きドナウやラデツキー行進曲を聴けたのはとてもありがたかった。ただ,あまり上手ではない。

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あちこち寄り道したかったのだが,母が心配なので高速で一気に帰り,スーパーで材料を買って天才ほうとうを作って夕食にした。こればかりは外食より美味しいと言える出来だった。

1月7日/ 本宮に初詣

母を連れだすのに,なおみが一計を案じた。出かける20分前まで言わない。最初に話すときはたいてい「行く」と言う。そのまま準備させるという作戦である。

まんまと成功した。一度出かけてしまえば楽しそうに過ごしている。出かけるまでのメンタルの問題なのだ。

自分でATMを操作してお金を下す。

父の墓参りをする。

そのまま本宮まで下った。

正面からの駐車場へはバイパスから車が大渋滞していた。三が日の規制が解けて旧道からアクセスできることを地元の人でも知らない。駐車するまでに1時間以上かかっているだろう。

東京では明治神宮に初詣していたので,この程度の人混みにはまったく驚かない。

引っ越して初めて迎える新年なので,なおみにフンパツしたお賽銭を渡された。

それにしても日本人には神道への信仰心が広く潜在的に残っていることを実感する。

御柱である。

豪快な焚火。

雷電像

鶴の像

お疲れさま

ボクは自分に「さん」付けする無礼な店には決して入らないのだが,今日は母のお気に入りの店なので特別に主義を譲ることにした。

人気店だけのことはある。なかなか美味しい。母を半日,連れだせたのは大きい。

帰宅して,なおみは一人,オーリスで東京へ向かった。大変な用をかかえている。

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