OUR DAYS 2024年2024/2/23-2/26

2月23日/東京へ

夜通しの雪から車を掘り出す。昨日のうちにルーフボックスを設置しておいて正解だった。

雪の中で荷物の積み込みをしてようやく出発。母は連れて行こうと思ったがたっての希望で留守番することになった。

三連休の初日,中央道の下り線はスタッドレスタイヤをチェックする検問のために大渋滞している。母をお願いして出たパンさんと水上さんから相次いで電話が入る。

「停電した」とのこと。須玉インターで下りて,母を迎えに行こうとしたがどうしても留守番すると言って聞かない。停電が夜まで続くようならボクだけ引き返すことにして東京に向かう。

東京は暖かい雨が降って,庭の梅は満開だった。なおみは深大寺で下りてちっぺと合わせをしに行った。たぶん,半分はおしゃべりだろう。

ボクは軽自動車の状態をFクンに見てもらってから新宿世界堂に向かった。

世界堂本店の価格は通販より安いので画材は上京の際にまとめ買いする。ウインザーオレンジをカドミウムオレンジに変えてみようかと思ったが価格が倍だった。金属顔料は高い。以前は絵の具を買うとき値段を気にしたことはなかったが,ボクも無職となった今はコスト意識に目覚めた。忘れないようにレシートもこの日記に記録することにした。

原村の停電は解消したので予定通り東京泊となる。村のLINEや中部電力のHPより先に,パンさん,水上さんから電話が入った。持つべきは隣人である。

東京の隣人タエちゃんと家の前でばったり会い,いろいろ話もあるので居酒屋に来た。タエちゃんはほとんど飲めないが,居酒屋で話すのは好きらしい。高校生のときからブラスバンド部で活躍し,今も地域の吹奏楽団に所属していることは初めて聞いた。楽器はパーカッション。なんと練習場でスネアドラムも叩いているそうだ。即,イリタマゴにスカウトした。次々回の曲にはドラムスで参加するだろう。

店員もお客もほとんど知り合い。隣りに引っ越してきて20年ほどだろうか。すっかりボクたちより地域に根付いている。

2月24日/めぐみ伯母を偲ぶ会

休日の昼過ぎに町田にアクセスするのは並大抵のことではない。都内の環7環8,中央道,東名それぞれの下りが麻痺している。渋滞情報サイトの地図を見ると,世田谷通りの下りが流れている。羽根木から梅が丘を経由して松陰神社付近の世田谷通りに抜けた。多摩川を渡るまでは順調だったが,生田あたりから渋り出し,新百合手前で完全に滞った。この辺りのことはノーチェックだった。

渋滞が進まないので「すきや」に入った。初すきやである。カレーは美味しくないが牛丼はとても香りがよくて,最近の吉野家に比べても遜色ない。

金井の伯母の家に寄り,額装した肖像画を届けた。この白黒写真をスマホで撮った画像から水彩に起こしたのだからさすがボクである(笑)実はこの油彩画の修復の際,費用は要らないと言ったのに「どうしても」と支払われたので,そのお礼に今回の肖像画を描いた。

20年目の加筆

町田の家にはもう弟夫婦が二組とも先着して義母を手伝っていた。

左がボクたちの買った花束,右はゴイックさんに頼まれた花籠,どちらも無事届いていた。

今日は親戚が集まって「めぐみ伯母さんを偲ぶ会」を催した。

揮毫と写真の準備はシュウである(笑)ホントは古くて色あせた写真をすべてレタッチで修正した苦労を分かってもらいたいところだが,誰も気づかない。

義妹がワカサギの調理を頼まれて困っていたのでボクが揚もの場に入った。役割がある方が気楽である。

手羽の唐揚げはワカサギと味が被るので,冷蔵庫にあったキーウィソースをベースに天才チキンにアレンジした。

時間があったのでゆっくりと過ごせた。

2月25日/レッスンと通行止め

「チェロはやめる事件」を経て半年ぶりのレッスン。

それにしてもアイ先生はチェロを指導するために生まれてきたような天才である。準備して行った楽譜はたちまち書き込みで真っ黒になった。

同じ時間,なおみは上野のHatoyaという洋品店に行った。先日「72時間」に登場した激安婦人服店だ。

家を片付け3時頃に帰路に就いた。大雪の予報で中央道の下りは須玉から諏訪まで,上りは諏訪から小淵沢まで通行止めになった。

想定内である。FFとは言え,手の切れるようなブリザックを装着したミズイロ☆ライフは快調に七里岩ラインを北上した。

途中,なおみの通勤路で気になっていたという食堂で夕飯を食べる余裕あり。

歴史の長い店にはそれなりの理由があるなあと大雪を楽しむムード。

ところがどっこいどっこいしょ!

SNSの情報によれば瀬沢も久保も立ち往生を引き起こした車はノーマルタイヤだったそうだ。

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久保に至っては数台のノーマルタイヤ車が道をふさいでいたらしい。彼らは仮に坂を登れたとしても高速には入れないことを知らなかったのだろうか。ここまで来るともはや運転技量や整備ではなくモラルと知性の問題である。

信濃境の急坂はカウンターを当てながらアクセルを調整するというアクロバティックなドライビングになった。坂の途中でブレーキを踏めば,ボクも立ち往生を引き起こしたかもしれない。かわいいミズイロ☆ライフだが4駆に買い替える必要がありそうだ。

2月26日/ガラスの国の二日間

たぶんボクたちは一生でいちばん美しい光景の中にいる。

木々の枝が全て氷に被われてピカピカ光りガラスの国のようだ。

ボクの撮影技術ではどうしても再現できない。

ご想像ください。

折しもなおみが転勤のタイミングでちょうど休みの2日間

ボクらはこの景色を堪能した。

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