母が旅行中のマロン預かりも10日近く…。
久しぶりに犬との3人生活であれこれと感傷に浸るときもあった。
シモのさんたんたる状況も最後の2,3日は安定していた。
やはり病気より母のいないことに対するストレスの方が大きかったのかもしれない。
それにしてもボクだけでなくなおみにもぴたりと寄り添う変わり身にはついていけない(笑)
愛嬌はあるがかわいげがない。和犬は飼い主つまり母にだけ忠実なのである。
母が帰るとケロリと元気になった。
どうやらしばらくは心配なさそうである。
日曜,原村に帰る午前中,モモの弔問に町田に寄った。
するとマロンが効かなくなっている鼻を全開にして必死に娘を探した。
その姿が涙を誘った。
モモの遺影の前には父親の故桃次郎からの弔電とマロンからの手紙が届いていた。
それぞれ飼い主の矢切の師匠と母の代筆ではある。