旅の終わりとともに別れのときが近づきました.
ドレミが二人に気づかれないように泣きます.ニューヨーク留学中,彼らは時間の許す限り,ドレミの発音練習の相手をしてくれました.
「shuー!あれは富士山ですか?」
「富士山にかかっている雲だな.」
ボクたちはこの旅を終えると,新しい土地で教室を一から始めるための仕事が待っています.その準備のために留学していたドレミにとって,彼らとの別れは,さまざまな思いと重なることでしょう.
西伊豆ではとうとう富士山を見ることができませんでした.
帰りの東名高速.足柄サービスエリアで,感傷的になっているドレミを気づかうネイサンたち….
その後ろに雪を頂く秀峰がくっきりと現れました.
富士も粋なことをするものです.