Our days
5月6日分
早朝に目を覚ますと、なおみはもう起きて仕事をしていた。
母がデイサービスの日なので、久しぶりで二人きりの休日となった。だがお出かけはしない。なおみが仕事を気にしているだろうから。今月は年度初めで会計やPTAの係の仕事がピークな上に、吹奏楽部の定演と諏訪響の定演の準備が重なっている。
結局、二人でするのはこんなこと。
ベランダの階段の隙間から砕石を少しずつ入れる。
シャベルを手でいっぱいまで差し入れて奥に撒く。
それを見かねたなおみが手箕を使って床下に潜り込んだ。
これは大正解。だが半分がやっとで二人とも体力が尽きた。結局なおみは午後も仕事をしていた。
夜、湯船で
「胃が痛い」
と、言った。忙しいことよりも大きなイベントが重なっているプレッシャーだろう。髪結いの亭主にできることはない。
5月５日分
朝6時半に家を出て、7時過ぎに小坂から「スワイチ」に挑戦した。「スワイチ」とは自転車で諏訪湖を一周することで、自転車ブームに乗って諏訪市と岡谷市が共同で諏訪湖全周にサイクリングロードを整備していた。
先月、ついに工事が完了したとのニュースがあったので、一週間ほど前から自転車やルーフキャリアなどを整備してきた。
なおみの仕事は恐ろしく忙しい。GWの休みもこの最後の二日だけしかない。
スワイチはあっけないほど楽だった。サイクリングロードは湖岸から10メートルほどのところに安定して設定され、全周フラットだからだ。遊歩道や車道と共用する部分はのべにしても20メートルほどもない。寄り道したり足湯に浸かったりしながら１時間40分でゴールした。
数日前に母がセーターを買いたいと言い出した。この時期にセーターが売っているか。そもそも必要か。…なおみでないと分からない。なおみの休日2日目の午後は母の買い物の付き合いになった。その間にボクは宅配便の用を済ませて、JAの農機具売り場で先日折ってしまった鋤というか鎌というか…を買った。ギシギシと戦う武器である。
なおみがタンポポを引き始めたので、ボクも作業も少しした。ベランダ下が、ずいぶんと石垣らしくなってきた。
庭木の花が一気に咲き出した。
紫木蓮が艶やか。
5月のタロー/May 26th, 2013
なぜかタローのいなくなることに慄いた夕暮れ。あのときあんなに恐れていたタロー後を今、ボクたちは生きている…それは少し現実感を欠いた日々でもあります。
なおみは昨日も今日も仕事
母の手紙をポストに投函に行ったついでにNBで田んぼに下りてみた。代掻きが始まっていたが、風が強くて残念ながら水鏡にはなっていない。
カモやサギが集まり出している。
八ヶ岳の残雪はほとんど消えた。
北アルプス遠望
お昼はひき肉もやしそば…もやしは業務スーパーで8円だった。
庭や裏の水路周りから石を集めてきて積んだ。ずいぶんと石垣らしくなった。石を磨きたいほどだ。
一昨年買った噴霧器を発掘した。来週、活躍してもらう。
5月2日
お昼にうっかり茹で過ぎてしまった蕎麦を山菜天のついでに揚げて、軽く砕きながらシナモンシュガーをたっぷり振ったら、ちょっと昭和なおやつができました。
