デジタル☆フォトストーリー印象系
- 2024/01/30 21:07
22年前のアルバムをリニューアルしました。まもなく去年のニューヨークの風景もご紹介します。
2020年,コロナ感染拡大直前に訪れた能登半島の風景
収録した「七尾城跡」や「九十九湾」では史跡や風景にも大きな被害が出ているそうです。ボクにできることは何もないので,せめて春の美しい能登の風景をSNSでご紹介しました。このアルバムはそれをアーカイヴしたものです。
Our days
2024年01月の記事は以下のとおりです。
22年前のアルバムをリニューアルしました。まもなく去年のニューヨークの風景もご紹介します。
2020年,コロナ感染拡大直前に訪れた能登半島の風景
収録した「七尾城跡」や「九十九湾」では史跡や風景にも大きな被害が出ているそうです。ボクにできることは何もないので,せめて春の美しい能登の風景をSNSでご紹介しました。このアルバムはそれをアーカイヴしたものです。
1月26日
朝,なおみが二階の窓から西空を見て,月が美しいと教えてくれたので撮りに出てみたが,山の端には雲が多かった。
沈むのが少し遅くて明るすぎる。西に沈むところを狙うなら十三夜か十二夜と思われる。
振り返ると面白いものが撮れた。原村からは赤岳は見えないとよく言われるが,阿弥陀岳と赤岳の間にある文三郎尾根に朝日が差すと,阿弥陀と中岳の反射光を受けて赤岳が我ここにありとばかりに光る。
500mmで撮影すると山頂小屋まではっきりと分かる。
午前中はFFストーブを全開にした室内でもダウンを着て過ごしていた。午後,いくらか寒さが緩んだので薪を運びに庭に下りると,花壇に福寿草が開いているのを帰ってきたなおみが発見した。冬を楽しんでいる。
1月25日
16時30分,スタンバイ。月の出は16時21分。八ヶ岳から昇るのは50分から1時間後と思われる。計算では今日は天狗岳あたりから昇ると思われる。
ボクが狙っているのは夕暮れに山の端から昇る月。夏だったか,たてしな農園の駐車場でなおみの買い物を待っているときに一度見てしまったのだ。夕空に映える権現から月が出現した。
日没頃に月が出るのは月に一度しかない。十四夜月である。どうやら今日も雲に阻まれてノーチャンスのようだ。
蓼科山の山頂が光って美しい。50-500はこれほどの条件ならけっこうな解像度を得られる。
北横岳。これらの写真を撮るために車から出て1枚シャッターを切るだけで手がかじかんでしまう。
午前中にヤマダ電機で手配してもらった業者さんがFFストーブの取り付けに来てくれた。
使用頻度の少なかった前機の修理をCORONAに依頼したところ,あっさり「10年を過ぎているので修理できません。」と言われたことに腹を立て,3台の石油ファンヒーターで頑張ってきたが,どれも2日を待たずに給油しなければならない。ほぼ毎日,しかも雪でも深夜でも容赦なく給油が必要となる。外にある石油タンクから給油するのは「男の仕事」だがこれを続けるのは厳しい。それに加えて大工の市川さんが「ファンヒーターはFFに比べて効率が悪いので燃料消費量が多くなる」と教えてくれた。さらにこの冬,母が薪ストーブに薪をくべることすらできなくなった。これは想定外であった。検討した結果,薪ストーブ+ファンヒーターという布陣では冬を越えられないという結論になった。
「メーカーさんも耐久性の優れた機械を作りたいのはヤマヤマなのですが,新しい機械を売り続けるためには平均10年で壊れる設計にするしかないのです。」
工事の若いお兄さんが言った。そう言うことなのである。
ストーブ設置工事の時間が決まらず,前売りチケットを買えずにいたコンサートの当日券があったので,午後,茅野まで下った。
たいそうな建築家の設計した茅野市民館。デザインは美しいらしいが何もかも分かりにくい。利用者のことはあまり考えらていない。図書館をガラス張りにして蔵書の表紙をことごとく退色させてしまってSNSで炎上したのも記憶に新しい。
窪島誠一郎さんのトークはとても面白かったが,少々寝てしまった。彼が水上勉さんの息子さんだと初めて知った。無言館を起ち上げられる道理である。
天満敦子さんの演奏は圧巻だった。頚椎損傷の大手術から辛いリハビリを経て昨年復帰。懸命に演奏される姿を見てなおみが隣でギクギク泣きながら聴いているものだから気が気でなかった。まだ楽器を安定して保持することができない状態だが,ピーンと強い音でストラディバリウスを弾いていた。
母の食欲がない。ツルヤで湯豆腐の材料を買って家路を急いだ。
夕焼けが美しかった。
休日に雪の予報が楽しみ過ぎて,なおみは朝5時から起きていた。
一緒にゴミ捨てに出て,そのまま近所をドライブするとキジが道路の真ん中で仁王立ちしている。
こんなときは必ず雄が囮になって近くにいる雌を守ろうとしている。カメラを持って車から下りると,案の定道端の茂みから雌が飛び立った。それでも雄は暫く動かない。
楽しみにしていた雪が降り出したが春の雪のように水気が多かった。おそらく村では雨だろう。
肌色というのは差別用語とのことで使えなくなったようだ。ジョンブリアンは直訳の「明るい黄色」になるのだろうか。もっとも肌を塗るのにジョンブリアンは使わない。
ヴァイオリン練習の合間にチェロの調弦をしてもらっている。ペグが滑ってしまって全く効かないのでペグコンポジションという潤滑剤を購入した。すぱっと止まった。潤滑剤を施して滑らなくなると言うのはなかなか盲点である。
バターロールに初挑戦。紺屋の白袴とは少し違うが,お義母さんがパン作りの名人なので,意外にもなおみはお菓子やパン作りの経験が乏しい。
スーパーでもらってきた発泡スチロールの箱の中で生地を発酵させるところなどはさすがである。
おいしく焼けたが形が少々細長くてバターロールには見えない。コッペロールと名付けた。
定点撮影すると張り切っていた雪は期待外れ。
夜には雨に変わった。標高1150Mで1月20日に雨が降ると言うのはもはや暖冬などという生易しいものだろうか。
母の体調が安定している。顔色もすこぶる良い。起きてきてこたつに掛けた。
NBは昨日バッテリーを繋いてダンパーの調整もしてある。二日間の晴天で雪は融け,今朝はとくに暖かい。霜が降りていない。これは氷点下になっていない可能性すらある。NBを下ろすにはうってつけの天候に恵まれた。
車検のため東京に向かう。出発は9時半,とりあえず母の体調は小康しているので,なおみに「早退の必要なし」と連絡した。
フルバケットは乗り降りこそ大変だが,一度座ってしまうと何時間でも平気な感じである。腰痛も肩凝りもなくしらべ荘から一気に石川PAまで来た。このまま,青森まで行けと言われても行ける気がする。
東京はさらに暖かい。NBを砧にあるFクンの勤め先の工場に運び入れた。今年は準備不足だったので,諏訪インターのオートバックスに頼もうと思っていたが,NBはほとんどノーマルのパーツがないほどカスタマイズされている。東京まで運んでもFクンに頼むのが無難だろう。
整備が終わって鮫洲にやってきた。
係りの人がためつすがめつ見ている。Fクンに依ればナンバーの位置やタイヤの摩耗度も危ないらしい。
排気音,排気ガスはクリア。下回りのチェック。
市販されていないオリジナルのガードがエンジンやデフの下に取り付けられている。いったいどういう人がこんなにパーソナルカスタマイズしたのだろうかと検査員が首を傾げていたそうだ。
無事合格!!東京泊りも覚悟していたが1回で通って助かった。
せっかく東京まで出てきたのだが,なおみをオケに行かせてやるために家路を急ぐ。
調布ICの前で給油しただけで,帰りも一気に境川まで来た。NBはバリバリの峠仕様だが,パワーウエイトレシオも圧倒的なので高速走行も楽ちんである。
境川で停まる必要もなかったが,なおみから母に夕食を食べさせて出かけたとの連絡を受けていたのでボクも夕飯を食べて行くことにしたのだ。しかしこの「素」のカレーライスが880円というのには驚いた。諏訪南インナーから家までの上り坂が心配だったが,八ヶ岳は温かな霧雨模様だった。練習を終えた諏訪響の団員たちも暖かさに驚いていたというからこれはさすがに異常気象と言わざるを得ない。
10時半,テレビを見ている途中で気持ちが悪いと言ってトイレで上げる。
11時,病院に行くと言ってぐったりする。
11時半,O紹介状を書いてもらう。
12時15分,中央病院救急外来受診。
CT検査
売店でサンドイッチとコーヒーを買う。
CT,血液検査他,異常が見つからず。肺に最近の肺炎の既往歴が見つかるが,もちろん今日の症状には関係がない。
処方された吐き止めを買いに村の薬局に行く。
「パイナップルが食べたい」
と言うので,JAにも寄ってパイナップルを買って来たが,これは熟れてないのですぐには食べられないとなおみに笑われる。
体調を崩した原因は今回も不明。
だが,心当たりはある。昨夜,自分宛ての年賀状をしみじみと見ていた。母は今年初めて年賀状を書かなかった。それでも受け取った年賀状は気になるようだった。寒中見舞いを作ってプリントしようかと尋ねると「欲しい」との答え。そこで「今年から年賀を欠礼する」旨を添えたはがきを作って渡した。たった20枚ほどの宛名書きをとても負担にかんじているようだった。数年前までの母からは想像がつかない。今朝,不調を訴えたのは,録画している番組の合間に年賀状と寒中見舞いを手に取って眺めていた直後だった。つまりメンタル面でプレッシャーがかかると本当に体調が悪くなるのではないかというのが今の感触である。だから検査しても実際に何らかの病気が見つかるわけではない。なおみと相談して年賀状と寒中見舞いを隠してみた。現在,症状は安定している。
あいにく明日はNBの車検となおみのオケの練習日が重なってとても忙しい一日である。母の体調を見て,どちらかをキャンセルする可能性もある。
1月12日分
なおみの勤めるI小学校のロケーション。
去年の小3の子たちが大豆を育てて味噌を仕込んだそうで,なおみもお裾分けにもらってきた。
味噌田楽にするとやたらと旨かった。
1月13日
なおみの休日を待っていたかのように雪が降った。
先生から送られてきたチェロの楽譜をイラストレータで清書し,なおみの助けを借りて完成した。ホ短調の勉強にもなった。ギターの楽譜は歌いやすいように自己流で作っている。さあ,練習しないと。
雪が小やみになったのでたてしな農園に花を買いに行った。今日はタローの月命日。
夕方,歩いて上里のどんど焼きを見物に行った。
ウチからもう火が見える。
写っているのがほぼ全参加者…ローカル感マックス!!
それでもカメラマン魂は50Lで作品にする(笑)
繭玉
来年からはお札や繭玉を持って行こう。