水鏡
- 2024/05/11 22:51
5月11日分

山形村あたり
土曜日だがなおみは夜、オケの練習が入っている。それでも送迎することにしたのは水鏡が目当て。
代掻きが終わり田んぼにたっぷりと水が入ってから苗が育つまでのわずかな期間、そして山には残雪、快晴の空、風はなし…以上の条件が揃ったときに安曇野に行かないとなかなか水鏡の北アルプスは撮れない。
風力2の微妙な条件。田の際にしゃがんで水面を見ていると、漣は一面に立つわけではない。浅水波がオイラーの方程式に従って伝わる一方、凪いで鏡になる場所も移動してゆく。その鏡の中に常念岳や蝶ヶ岳が現れる一瞬がある。
矢車菊…欧州からきた麦畑の脅威もすっかり安曇野の初夏の風景に馴染んできた。農家でも駆除をあきらめて休耕地をこの外来種に譲っているように見える。
牡丹咲く古刹(松本市今井)
サクラを写生して以来のお気に入り。ここで人と会ったことが一度もなかったのに、この日は観光客ラッシュ…と言っても車5台ほどだが。お目当ては牡丹の花。今井兼平公の霊を慰めるために咲くという伝説あり。

仕事の終わったなおみを安曇野に連れてきたくて、塩尻から引き返した。

だが、すぐに眠ってしまうし、起きていれば仕事のラインに返信しなければならない。北アルプスの雄大な景色も目に入っていないようだ。疲れさせただけだった。安曇野インターから高速でいったん家に帰り、お弁当を作ってまたオケの練習に下りて行った。



















