Rくん、母を連れ出す
- 2024/12/04 20:55

Rクンの散歩速度は速い。ボクのウォーキングはそれに合わせて1.5倍のスピードになった。ふうふう。
さすがRクンの「ヒール(付け)」は完璧だ。しかも盲人と歩いていたので、ヒールしていることが分かるようにときどき左足の脛に降れるほど寄ってくる。だから逆に「オッケー、フリー」のあとはなるだけ好き勝手に歩かせてやりたい。ボクがふうふう言いながらも一生懸命歩く理由だ。

Rクン、写真のモデル、もう少々何とかならない?

盲導犬として働いていれば、心ない人に蹴られたり、罵倒されたりしたこともあっただろう。他の犬とじゃれあいたいと思うこともあったろう。それをすべて耐えて飼い主の目となっていた。この子がである。余生はぜったい幸せにしてやらねばならない。ボール遊びを教えてやろう。泳ぐことも教えてやろう。

母の入浴介助の介護師さんは「犬が苦手」と言っていたが、Rクンは大丈夫そうだ。

ボール遊びは施設に戻ってから覚えたのだろうか。音の出るボールが初めてだったようで、生き物だと勘違いしたらしい。怖がってフェッチにならない。そのうちに抑え込んで破壊してしまった。なかなかやるもんだ。

母がRクンを連れてご近所を回ると言い出した。東京土産を配るためだ。みんな
「(母が)別人のように元気になった」
…と、驚いた。

半月前はこの数十メートルの坂が登れず、パンさんとKさんに肩を借りてなんとかウチまで歩いた。そして体調を崩して2日ほども寝ていた。今日はあちこち立ち寄りながら往復した。
大型犬のセラピー効果は絶大である。