しらべ通信

知る人ぞ知る諏訪の名物ハルピンラーメン。初代店主が黒竜省で学んだという何日も寝かせる漬けタレが味の秘訣らしい。伊那に住むツイ友Saiさんなどはわざわざ峠を越えて通ってらっしゃると聞いた。この日，胃カメラで半日何も食べていなかったので濃厚なラーメンもガツンと行けるかと思い，病院に迎えに来てくれたなおみの運転で諏訪インター近くの本店に赴いた。

店の入り口に立つと魚介出汁の香りが充満していた。

2時を過ぎていたので店内はすいていたが，それでも半分ほどの席が埋まっている。奥の常連さんは「替え玉」という麺のお替りを三度もしていた。4杯分を召し上がったことになる。

なるほどスープが旨い。だがボクの舌を満足させたのは秘伝のタレではなく，丁寧にとった魚介出汁の旨味だった。

最初に水とジャスミン茶，途中でお猪口にプーアール茶が供される。名物には人気の理由があるものだ。