すごいメッセージ
- 2024/03/16 20:37
雪解けが進んだ土曜日,焼却炉にも近づけるようになった。なおみが休みなのでI小学校を退任のときに送られた山のようなカードや写真をスキャンして処分することにした。ボクたちは仕事柄,とてもたくさんの手書きメッセージや色紙をもらったが,それを全部しまっておくと,行李がいくつあっても足りないし,見返すことも現実的ではない。だから辛いけどデジタルデータにして整理し,実物は焼却する。こうしておけば二人でたまに見返したりできる。だが,子どもたちから手書きのメッセージの中にはスキャンしても捨て難いものもある。
ぞっとするほど恐ろしい…という原初の語義から離れた「すごい」は無意味で下品だと言う理由で,かつてアイシークでは使用を禁止していた。形容詞や比喩表現の語彙数を増やしてあげようとの意図でもあった。でも今になって「すごい」がこれほど豊かな意味を持ち得ることを見知らぬ小3の子に教わった。
ジュン/シュウ
書いたことさえ記憶に残らないかもしれないような
幼い子からのメッセージ、大事にしたいですね。
いつか世界的なバイオリニストが、
なおみ先生のバイオリンを聞いて始めたなんてことも
あるやもしれませんね。
シュウ⭐︎
たった4ヶ月弱なのに、他にも熱烈なメッセージがいくつかあったのです。
どうもなおみは才能があるようです。