ジョウビタキはEb
- 2025/05/29 20:22
ジョウビタキの地鳴きからして甲高い。Eよりちょっと低く聞こえるのでEb5(5点変ホ)あたりではないだろうか。これは5kHzを超えている。その一定の高さで早朝からひゅーっひゅーっひゅーっひゅーっとやられてはたまらない。
ある朝布団を頭に被りながらふと思った。そう言えばカッコーやウグイスそれにキジやシジュウカラなど初夏に定番の鳥にジョウビタキの声が混じるようになったのは最近のことではないか…と。
確かにしらべ荘を建てた30年前はこの鳥の声を八ヶ岳で聞くことはなかった。
ググってみると、果たしてジョウビタキが八ヶ岳で見られるようになったのはここ10年ほどのことらしい。もともと鶲(ひたき)は冬の季語、ジョウビタキはロシア東部やシベリアから日本の平地に渡ってくる冬鳥だった。それが近年、春になっても渡らずに日本の山岳地帯で繁殖期を迎えるようになった。
年間を通して同じ地域に棲息する留鳥に対し、季節によって山と平地を移動する鳥を漂鳥という。温暖化によって日本の山地がシベリアほどの環境に変わったのか、それとも単に渡りをサボるようになったものだろうか。いずれにしてもジョウビタキの漂鳥化はボクの安眠にとっては迷惑なことである。


