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2023年05月09日の記事は以下のとおりです。

弱ったね

  • 2023/05/09 23:45

5月5日

朝,しらべ荘は晴れていたのにウォーキングコースの途中が霧だった。村は晴れているだろう。この標高だけ霧が出るのは珍しい。

フェミニンな帽子…っていうかモロに婦人もの。アタマが大きいので入る帽子がない。意外と思われるかもしれないが,髪をアップにすることを想定している女性用は男性用よりずっと大きい。だからボクの帽子はいつも婦人ものである。

母が買ったラベンダーの苗を植える作業。

素早い連係プレーで終了。

シュウメイギクの枯れた地上部分を始末するとずいぶん植え込みがすっきりした。

休憩タイム。

5月6日

お客さま第一号として,今年中3のアンネたちが来る予定だったが,雨の予報なのでキャンセルさせた。結果的には夜まで天気はもった。彼女たちは卒業まで見てあげられなかった子たちなので,どうしても招待したかった。連絡をもらって客間を先に片づけて泊まれるようにしたのに残念だった。6月に延期になった。

5月7日

雨の午前中,母はすることがない。なおみが会社の書類の整理を一緒にしてもらうよう頼んだ。何か仕事を頼むのは大事だと思われる。首尾よく張り切ってやっていた。

雨の上がった午後は突然朝顔を植えると言い出した。急遽,なおみが富士見のJAまでプランターを買いに行って植えた。

その夜のことである。一緒にアマプラの「ゴロ~」を見ながら夕食を食べた。大河ドラマは母しか見ていないので,見られるようにテレビをNHKにセットして,ボクは絵本の仕事に,なおみは2階の片付けに行った。大河ドラマが終わったところで急にわめきだした。なおみがびっくりして部屋まで飛んでいくと,もうパニックになっていた。「東京で一人で暮らす」と言う。どうやら,テレビを見ているうちにボクたちが仕事に散ったことを忘れてしまったらしい。ドラマが終わって振り向くと誰もいない。

「こんなの家族と言わない!!」

…と怒っている。一種の病気だから仕方がない。同じようなことがたまっていたのだろう。かろうじて庭仕事の指示には出てくるが,それ以外,手芸や荷物の整理などをするようになおみが誘導するが「やる気が出ない」とテレビばかり見ている。どうしても一人にしてボクらは片付けや粗大ごみ捨てなどをすることが多かった。東京に行くという決意は固いようだ。こんなこともあろうかと,弟と相談して東京の家は住める状態にしてある。弟に電話して事情を話し,翌朝早くの高速バスで東京へ送り出した。バス停まで送らせる家出というのもあまり聞かない。

今に始まったことではない。2月には受験シーズン真っただ中にいきなり九州の従兄の家に行ってしまった。このタイヘンさは介護している当事者にしか分からない。経験のない人はたいてい母に同情する。献身的に尽くすなおみは人には鬼嫁と思われているだろう。

5月8日

昼過ぎから猛烈に冷え込んできた。石油タンクがエンプティを下回っている。11月からずっと留守だったので業者も気づいていない。電話しようしたが母がいないので業者がわからない。検索してリストアップした近くの業者に「ウチの業者さんではないですか?」と間抜けな電話を片っ端からかけてみたが見つからない。仕方がないのでそのうちの一軒に依頼して給油に来てもらった。

夜はしんしんと冷えた。給油しておいて正解だった。母は弟にあちこち連れて行ってもらって機嫌が直ったようだ。盛んにLINEが入ってくる。こうなるとしばらく東京にいてもらった方がなおみが休めていい。母がいないとテレビをつけないのでやたらと静かである。

5月9日

ウォーキングに行こうと外に出ると一面霜が下りていた。ゆうべ寒かったわけだ。立夏を過ぎている。ボクは残っている絵本の仕事をしなくてはならない。ところがしらべ荘のインターネットが遅い。CATVに問い合わせると20年前に契約した10Mbpsのままであることが分かった。編集部に原稿を送るだけで1枚15分くらいかかる。それは待てばいいことだが,問題はデジタル作画するiPad Pro とPCとの画像のやり取りが同じように時間がかかってなかなか進まないことだ。CATVの現在のひかり契約は50M,500M,1ギガなどのコースがあり,どのコースを選んでも今の10M契約よりも安い。これまで一度も案内がなかったのはどうかと思う。工事を発注しているが絵本の仕事には間に合わないようだ。

午後,なおみから徴農令が出て,庭仕事を手伝った。先日土を買ってきて畑に鋤きこんだがブログを読んだ名人たちから相次いでダメだしのコメントが入った。改めて有機肥料を鋤きこむことにした。

庭を探すと牛糞の袋が置いてあるところがしらべ荘の庭の不思議なところである。たぶんおととし頃,母が庭仕事の現役で購入したものと思われる。庭のあちこちに運んで置いたのはボクである。

鼻が曲がりそうである。袋や農具をホースのシャワーでキレイにするのも一苦労,野菜作りのタイヘンさを早くも学んだ。

「次からは顆粒のにしようかな。」

と,なおみ。そうしようそうしよう。

母からLINEは来るがまだ帰るとい報せはない。弟もそうそう休みは取れないし,母も近々ギブアップするだろう。何度かするうちには落ち着くだろう。

なおみのがんばりで荷物の片づけは目処が立ってきたが,ボクは絵本の最終締め切りが近い。ところが引っ越しの間,絵をぜんぜん描けないでいた。風景画など描きながら慣らしているがなかなかカンが戻らずに困っている。なかなか山暮らしをのんびり過ごす日は遠そうである。

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