5月のタロー/小田原ミカン狩り
- 2024/05/03 20:58
Our days
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金曜に道の駅で縫った分は全部ほどくことになった。残った糸が短すぎて針にクルクルっとかけて玉結びを作ることができなかったからだ。たぶん、なにがしかの解決方法はあると思われるがほどいて縫い直した方が早い。
裏側からだけ見て本返ししていたら、表の目がジグザグになっていた。裏から縫い始めても表を見ていないとけないとわかった。
2本取り糸の本返し縫いを二列!
じゃーん。
昼はウドの焼きそば。
夕方、ベランダ下のブルーシートを外してみる。
虫も雑草もない。
もちろん、入れないので、隙間からシャベルを伸ばして砕石を置いていく。こりゃ重労働。ネコ三杯で日が暮れた。
昨日のスープをアレンジして、天才コシアブラカレー。なおみの帰宅は8時過ぎ。
なおみの休日は実に二週間ぶりである。母はデイサービスに行ったので久しぶりに二人で過ごす休みとなった。
ブルーベリー園に蔓延る蔦とヤマブキ、そしてひげ根をごっそり蓄える萱類を駆除する。ブルーベリーの根も傷つけるので諸刃の剣でもある。
予告通り、タンポポに除草剤をお見舞いする。根まで枯らしたらここは砕石を敷いてしまおう。
だが、ベランダの階段や水道回りには間もなくレースフラワーやマーガレットが顔を出すので除草剤が撒けない。
ベランダの下を片付けるため、テーブルとパラソルを出した。
せっかくだから外でお昼にしよう。
ウドとワラビとコゴミの天才山菜ぶっかけ蕎麦。
網戸に芸術的擬態の虫を見つけた。針葉樹の枯れ葉にしか見えない。あまりにあっぱれで殺すに忍びず見逃した。人為淘汰で生き残ったことになる。
村の振興商品券がある。
村まで下りていつものケーキ屋で振興券を使う。
村で唯一のケーキ専門店。ナイショだがすこぶるおいしい。茅野や諏訪まで下りてもここまでの味の店は今のところ見つからない。
ようやくチェロになおみのバイオリンを合わせた練習ができた。音を勘違いしていた部分が見つかった。また練習し直しである。
天才山菜パスタ。香りを損なわぬようパスタは浅い味付けにしてある。ゆで汁と納豆を合わせたソースが塩味を補う。山菜は種類や部位に合わせて火の通し方を5段階に分けた。
トマトシチューと塩尻ワインの晩餐。
マウスの反応が悪くなったので、有線でただの石鹸型をした安物のマウスを買ったところ、暫くして小指がひきつって痺れるようになった。こういうものの安物買いはいけない。急遽、ゲーマーが使うような大きくて手のひらにフィットする形のマウスを買おうとして、こんな縦型のマウスを見つけた。とりあえず小指をリハビリして痺れが取れるまでこれを使うことにした。
モルダウの楽譜でなおみに指摘された部分を修正。
新しい曲は先生が楽譜に手書きで編曲したものを写真に撮って送ってもらっている。これをイラストレータで自分専用の楽譜に書きながら階名やリズムを譜読みする。イラストレータ作業なのでとても時間がかかる。
日曜だと言うのに、なおみは午前中は学校で部活の指導、午後は諏訪響で定演の練習である。
お昼にウドとコゴミの山菜ラーメン。山菜だと母もけっこう食べる。
午後から外仕事。まず、勝手口のベランダを占拠している自転車の置き場を変える。
樽を片付けたアトリエ下のスペースである。5度近い傾斜がある。微風で倒れるそうだ。スタンドを買おうかとも思ったが、おそらくスタンドごと倒れるだろう。
どうしよう。
薪置き場からいちばん太くて大きい丸太を5分かけて転がしてきた。ジャイアントのフレームに添えれば無敵。2台まとめて倒れてきてもびくともしないだろう。
ひと月ほど前になおみが駆除したイバラの枝がほぼ乾燥していたので、焼却炉で焼いた。虫に食われて使えそうにない薪や樽、そして尚も残る子どもたちの個人情報満載の書類なども火にくべる。なんだか塾を経営していたのはもう遠い昔のように思える。
昨日、一輪残らず花を摘んだはずのタンポポがたった1日でこのありさま。
だが、今日はかねてからの予定通り、家屋に近いところに侵入してきたシナノギシギシの駆除を優先する。
恐ろしい繁殖力である。なお、シナノギシギシは母が教えてくれた名で、実際には存在しないようだ。ギシギシはある。その別名がシネノらしい。どうやら、シネノとギシギシがくっついてシナノギシギシになったようだ。母はカマドウマのこともカマドーマと呼ぶ。ともにより凶悪なイメージになっている。
ギシギシは全滅させた。
つい近くのタンポポに目が行った。
深い石の下に伸ばした根を起こそうとしたら鍬が折れた。タンポポの逆襲である。さすがに心穏やかではない。明日は除草剤をお見舞いしてやる!!戦というのはこうしてエスカレートするのだろう。
夕方、帰宅するなおみと待ち合わせて、かっぱ寿司に行った。予約管理から席の案内、注文まで電子化されているが、店員が細やかにテーブルを回ってフォローするのがは好ましい。しかし、いよいよ寿司を握る職人とは顔を合わせないシステムになった。別に語る立場にはない。
村のリサイクルごみの回収日だった。役場に行くとポルシェやミニ、BMにメルセデスと外車でごった返していた。別荘地の人たちは地域の回収には行かないようである。
ついでに買い物して帰ろうと思ったがJAの開店には時間が早かった。いったん戻るよりマシなので15分ほど待った。今日は腰の調子がいいので、入り口近くは体の不自由な人が利用できるよう遠くに停める。
帰宅して鍋を見ると、ゆうべから灰汁抜きしていたワラビがご覧の通り。こんなに灰汁がでるものなんだ。このワラビを始め、山形のモエ姉からどっさり山菜が届いた。たてしな農園でも売っているが、観光客向けなのか、とても高くて手がでないとぼやいたからだ。モエ姉さまさま。
さっそくワラビの山菜蕎麦。
土曜なのでなおみが部活から早く帰ってきた。菜園にマルチをかける。どろんこ遊びに少々近い。
父が三春で買ってきた滝桜は巨木となり、はるか上の方で地味な花をつけている。愛でる人もいない。
ベランダや屋根裏から虫が侵入することは阻止できないと去年悟った。1ミリほどの隙間があれば虫はぬるりと抜けてくる。
そこで!
今年は家に近づけない作戦!!何年か前に薬局で署名捺印して買った強力な粉末殺虫剤をぐるりと基礎に撒いた。
今週の初めにはまだ見なかったタンポポが一面庭を占拠し始めた。
すべての花をなおみが手で摘んだ。綿毛になる前が勝負である。
夕飯はモエ姉プレゼンツの山菜尽くし。
うるいのゴマ酢和え
小松菜の花のオリーブ油炒め。
ワラビの煮物
クキタチの赤出汁
コシアブラの天ぷら
コゴミとウドの葉の天ぷら
世の中にコシアブラの天ぷらより旨いものがあるだろうか。
金曜日だがなおみを送迎した。彼女が疲れ気味ということもあるが、八ヶ岳の残雪が消えたのを見て、北アルプスの様子が少々心配になったからだ。
雨の水曜日に下見しておいた場所に直行すると天国のようなロケーションだった。
この場所に合計5時間くらいいたが人っ子一人で会わない。
前夜、デイに行く母のために簡単な夕飯を作っておいたが、そうとは知らず夕飯代わりになおみがパンを買ってきていたので、それをボクのランチにした。
午前中に白馬方面、午後は常念を描いたが納得できる出来ではなかった。片づけをしているときにみしみしと音がして布製の椅子が壊れて尻餅をついた。このリュックと付属の椅子はかれこれ30年、…もっと使っているかもしれない。よく見ると布を金属パイプに装着している部分の縫製が切れただけだった。
迎えの時間まで1時間ほどあったので、百均に寄って針と糸を買い直すことにした。なおみに言えば、夜遅くにでも縫うだろうから、ナイショで直そうと考えたわけである。だが、針を使ったのは小学校の家庭科以来である。本返し縫いと半返し縫いの方法に記憶がある。いちばん大きな針に糸を二重にして本返しに挑戦したが暗くなったこともあって、なかなか真っすぐに縫えない。仕方ないので家で縫うことにした。
朝方は曇り空だが快晴の予報。出勤するドレミの車で農場まで下りた。
地味に桜並木ができている。
つくし だれのこ すぎなのこ つくし はるです あそぼうよ
…なーんて、実は山暮らしではつくしを愛でてる場合ではない。
見た瞬間に駆除、スギナとタンポポは最強最悪の敵だ。とくにスギナは地中の根の繁殖が半端ない速度である。ご近所迷惑になるので放置もできない。ナズナなどはかわいい方である。今年も草との長い戦いが始まっている。
今日は25日。諏訪にひとつしかない三井住友銀行から現金を引き出し、セブン銀行のATMを使って三菱UFJ銀行に入金する必要がある。セブン銀行で手数料がかからないのは25日と月末だけだからだ。
そこで美術鑑賞券の残りを使って湖畔の原田泰司美術館を訪ねた。衝撃的だった。下手絵の子どもたちや農村風景の絵のイメージだったが、どうやら印刷物にあるのはトリミングした部分だけのようだ。実物は10号から100号ほどの大きさで、人物は美しい風景の点景に過ぎない。自然の風景の色使いは美しく、あるところはあっさりと単純化され、あるところは克明に描かれている。例えば100号近い大作の半分くらいが蓮華の花で埋め尽くされている。1000輪くらい描かれたその花びら一枚一枚が面相筆で描かれている。一輪ではなく花びら一枚一枚である。この絵描きの世間の評価は少々低いように思う。
原田泰司美術館HPより
続いて歴史的な建物を利用した諏訪市美術館。今まで片倉館の駐車場だと思っていて美術館とは気づかなかった。
諏訪の画家を中心に収蔵品は多いが、如何せん予算が足りていない感じである。エレベーターがないので車椅子をスタッフが担ぎ上げると言うのでお断りして2階は自分で歩いて鑑賞した。誰もいないのでソファと絵を往復すれば何でもなかった。
三井住友銀行の駐車場で少々トラブルに遭った。開けたドアが駐車中の隣の車にコツンと当たって、運転席から降りてきた若い男に傷の賠償を求められた。NBのドアによるものかハッキリしない上にコンパウンドで磨けば1分で消えそうな擦り傷であるが、男は譲る気がない。仕方がないので警察に事故証明を出してもらって任意保険で賠償することになった。相手の言い分を一方的に認める警察や保険会社の対応にも不満が残る。
引き出しと入金は無事に終えた。八ヶ岳の残雪はほとんど消えた。