自転車置き場
- 2024/04/28 23:01
日曜だと言うのに、なおみは午前中は学校で部活の指導、午後は諏訪響で定演の練習である。
お昼にウドとコゴミの山菜ラーメン。山菜だと母もけっこう食べる。
午後から外仕事。まず、勝手口のベランダを占拠している自転車の置き場を変える。
樽を片付けたアトリエ下のスペースである。5度近い傾斜がある。微風で倒れるそうだ。スタンドを買おうかとも思ったが、おそらくスタンドごと倒れるだろう。
どうしよう。
薪置き場からいちばん太くて大きい丸太を5分かけて転がしてきた。ジャイアントのフレームに添えれば無敵。2台まとめて倒れてきてもびくともしないだろう。
ひと月ほど前になおみが駆除したイバラの枝がほぼ乾燥していたので、焼却炉で焼いた。虫に食われて使えそうにない薪や樽、そして尚も残る子どもたちの個人情報満載の書類なども火にくべる。なんだか塾を経営していたのはもう遠い昔のように思える。
昨日、一輪残らず花を摘んだはずのタンポポがたった1日でこのありさま。
だが、今日はかねてからの予定通り、家屋に近いところに侵入してきたシナノギシギシの駆除を優先する。
恐ろしい繁殖力である。なお、シナノギシギシは母が教えてくれた名で、実際には存在しないようだ。ギシギシはある。その別名がシネノらしい。どうやら、シネノとギシギシがくっついてシナノギシギシになったようだ。母はカマドウマのこともカマドーマと呼ぶ。ともにより凶悪なイメージになっている。
ギシギシは全滅させた。
つい近くのタンポポに目が行った。
深い石の下に伸ばした根を起こそうとしたら鍬が折れた。タンポポの逆襲である。さすがに心穏やかではない。明日は除草剤をお見舞いしてやる!!戦というのはこうしてエスカレートするのだろう。
夕方、帰宅するなおみと待ち合わせて、かっぱ寿司に行った。予約管理から席の案内、注文まで電子化されているが、店員が細やかにテーブルを回ってフォローするのがは好ましい。しかし、いよいよ寿司を握る職人とは顔を合わせないシステムになった。別に語る立場にはない。