梓川の土手と日輪舎
- 2024/05/22 11:35
5月22日分

なおみを送って北アルプスの様子を見ると、午前中は快晴のはずなのに雲がかかっている。雲は南から北に動いている。常念岳のあたりはすっかり雲の中だ。

北の方にはまだ雲がないが、いつもの場所まで行く間にかかってくる可能性がある。倭橋を渡ったところで急遽右折。梓川の土手から爺ヶ岳を描くことにした。

仕上げの頃にはすっかり雲に覆われてしまったが、さすがにこのあたりの山の雪形は覚えてしまった。

背中が熱くなってきたので撤収。安曇野から爺ヶ岳や鹿島槍を描こうとするとどうしても日を真後ろに背負うことになる。これからの季節、時間や紙の色を工夫する必要がありそうだ。残雪が消えたら「描かない」という選択肢もある。

セブンイレブンでパンを買って日輪舎の日陰に来た。少し眠ろうとしたがカッコ―がやかましくて寝られない。

日陰から日輪舎を描くことにした。木や建物を省略して田んぼに下る道を持ってくれば絵になりそうだ。

ピンぼけした。

まあまあかな。

一面ヤグルマギクが咲いている畑に今日はうまく車を寄せられた。ボクの写生場所はだいたいいつもこの写真に写っている半径1km範囲にある。
「早く終わりそう」
と、なおみからLINE。今日は地区の会議で別の中学に迎えに行く。長野県は教育熱心な県だと言われる。だが、別に結果が出ているわけではない。やれ、教科別、やれPTAと…と、組織をたくさん作って会議をしている。それを教育熱心と勘違いしている。組織が増えて、教員が授業や生徒と接する時間を失えば、子どもたちの学力は当然下がる。そういう当たり前のことすら現場を知らない教育委員会の管理者はわからない。
母のリクエストで吉野家の牛丼を買って帰路を急ぐと夕焼けの気配がした。
「オレ、なおみと牛丼を送ってから引き返してもいいかな。」
「いいわよ。キレイな写真撮ってね。」
…というわけで農場に引き返した。
あたり一面、空も山も木々も道も、ふんわり淡い茜色に染まった不思議な夕暮れ。
できればなおみと一緒に見たかったが仕方ない。

