油彩道具を展開する
- 2023/06/16 23:36
6月16日
ウォーキングのとき青空なのはとても久しぶりの気がする。
X-S10を持って出たので,なおみのコースまで下りてみたが山には雲がかかっていた。
引っ越して以来,初めて油彩の道具を展開した。
母の新しい靴に絵を描くためである。
何でも先日,愚連隊と旅行に行ったときに買ったのだが,何人かで形も色も被ってしまったらしい。
「私のはわかるようにシュウに絵を描いてもらう。」
と先にLINEで言ってしまった。
どうやらとても気に入ってもらえたが,布製の靴なので絵具が落ちないか少々心配である。
ここのところボクが水彩のスランプにあえぐのを見かねて,なおみは
「しばらく油絵を描いたら?」
と言うが,どうにもやることだらけで時間が足りない。躊躇していたが道具のチェックだけでもできてよかった。
なおみは草取り。ボクは刈払機のエンジンをかけた。
奥の茂みからシカが現れる。かつて畑にしていたところで,今はシナノギシギシがはびこっている。
5メートルくらい離れたところのギシギシを残したのはボクの作戦である。わざとシカの近づきやすいところを残し,菜園の周りだけをのっぺりと平らに刈り上げる。シカに「何かある」と思わせる狙いだ。「何か」を警戒して菜園には近づけないだろう。
天気雨になった。二人とも作業途中で上がるしかなかった。朝,靴の絵ではしゃいでいた母は今日は庭仕事に出ようとしたところでダウンし寝込んでしまった。2日に一度は体調を崩している。仕方ないので二人で富士見に買い物に出た。二人なのでエンジンをかけて使うためにNBを出した。買い物は防鳥ネットとバジルの苗である。農協の駐車場にもNBがフィットし始めている。
SEIYUにも寄った。しらべ荘を建てた頃には近くの大きなスーパーはここしかなかった。いろいろな思い出もあるのでつぶれてほしくないが,駐車場に止まっている車は移住組や年配の別荘族が中心で地元の客は少ない。かく言うボクたちも年配の移住組である。
雨があがり,夕方,ギターの練習をしていると西の空が夕焼けしそうに光ってきたので,二人で村の田んぼまで下りてみた。
ヤマボウシ
夕焼けは期待外れだったが八ヶ岳が赤く染まって美しかった。