なおみ叫ぶ
- 2023/07/10 21:48
今日は北の畑地にウォーキングに出てみた。
役所さんの家の方,朝日が眩しい。
ここはしらべ荘の土地を買う前,ボクたちが初めて原村に来たときに夕日を待った思い出の場所。
しらべ荘を建てたとき回りには家は一軒しかなかったが,今は4軒になり,5軒目が隣に建設中である。
ネット注文してあったサーバーとドリッパーが届いた。これからはコーヒーを淹れるのにメーカーを使わず,わざと時間をかけようと思う。
午前中,なおみがいろいろな用で茅野に下りるので,助手席に乗って通り道の床屋に行ってみた。
20代の理容師との会話
眉毛が黒いんだけど,何色で白髪染めしたらいいだろう。
「アッシュグレーっすね。」
なるほど。ありがとう。
「で,同じ色の毛染めシャンプーを使うと長持ちするっす。ドンキで買ってください。安いっす。」
ドンキなんてあるの?
「前宮のソバっす。お客さん,引っ越してきたばかりっすよね。前宮わかります?本宮じゃなくて。」
中略
原村は住みやすいね。
「信州ブランドっすから。」
信州はブランドなの?
「ブランドっす。オレは信州って言い方キライっすけど。長野ですよね。」
ふーん。長野って北信の地名じゃん?中信や南信じゃ違和感あるんじゃない?
「ないっす。イマドキこだわりないっす。おんなじ人間っすから。こだわるのはおかしいっす。」
そうなんだ。
中略
このへんは盆地だから気温も上がるね。
「ヤバいっす。甲府も盆地だから甲府,ヤバいっす。」
「霧ヶ峰なんて涼しいっす。なにしろエアコンの名前になってるくらいっすから。霧ヶ峰わかります?」
ああ,ちょうど土曜日に行ったんだ。土砂降りの中。
「まじすか」
ボクとしてはちょっと面白がっていじってるつもりなのだが,本人にはいじられてるという感覚は全くない。明日が休みだと言う。山好きな彼女を誘って霧ヶ峰に行くようけしかけた。ニッコウキスゲの名前の由来やら大門峠の歴史やらササの開花周期などさりげなく彼女と話すときの話題にする予備知識を教えてあげた。次もこの床屋に行って,成果を聞いてみようと思う。さんざん楽しませてもらって,散髪代は60才以上の割引があるそうで1260円だった。
午後,畑の手入れに行ったなおみが絹を割くようなと言うか,カエルが踏まれたようなと言うべきか,ともかく激しい悲鳴をあげた。畑の前にヘビが横たわっていたそうだ。鹿とちがってヘビなら,あの声を聞いたらもう二度と近づかないだろう。
冷凍の潮鮭も天才がバターソテーすると異次元の旨さである。ソースの隠し味ははなおみの梅ジャム,散らした葉っぱはシュウハーブ園のイタリアンパセリ。注目は左上の麦茶。夕食のときにワインや日本酒を飲むとすぐに眠くなって1時間ほども居眠りしてしまう。もともと塾ではもっともハイテンションで仕事をした時間帯である。もったいないので晩酌の方をやめることにした。これで夕食後に絵やPC作業ができる。
ジュン
男性は理髪店で割引されるのに、美容院は割引なしですから男性はいいなぁ。
お店によるかもしれませんが、こちらの理容院は65歳以上でお値打ちになるようです。
わたしもヘビは大嫌い。
足のないものとあり過ぎる生物はやだ~