天国のロケーション
- 2024/04/26 21:54
金曜日だがなおみを送迎した。彼女が疲れ気味ということもあるが、八ヶ岳の残雪が消えたのを見て、北アルプスの様子が少々心配になったからだ。
雨の水曜日に下見しておいた場所に直行すると天国のようなロケーションだった。
この場所に合計5時間くらいいたが人っ子一人で会わない。
前夜、デイに行く母のために簡単な夕飯を作っておいたが、そうとは知らず夕飯代わりになおみがパンを買ってきていたので、それをボクのランチにした。
午前中に白馬方面、午後は常念を描いたが納得できる出来ではなかった。片づけをしているときにみしみしと音がして布製の椅子が壊れて尻餅をついた。このリュックと付属の椅子はかれこれ30年、…もっと使っているかもしれない。よく見ると布を金属パイプに装着している部分の縫製が切れただけだった。
迎えの時間まで1時間ほどあったので、百均に寄って針と糸を買い直すことにした。なおみに言えば、夜遅くにでも縫うだろうから、ナイショで直そうと考えたわけである。だが、針を使ったのは小学校の家庭科以来である。本返し縫いと半返し縫いの方法に記憶がある。いちばん大きな針に糸を二重にして本返しに挑戦したが暗くなったこともあって、なかなか真っすぐに縫えない。仕方ないので家で縫うことにした。