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2023年06月の記事は以下のとおりです。

梅雨の晴れ間

  • 2023/06/13 12:34

雨が上がった。雨と松本行などのために朝のウォーキングは久しぶりである。一週間ほど見ないうちに周囲の畑の作物は一気に大きくなっていた。特にセロリが成長著しい。村の特産で村人は「セルリー」と英語発音に近い呼び方をする。でも村のマスコットはセルリーではなくセロリくんでコミュニティバスはセロリン号である。

ヤマボウシがようやく満開になってきた。

雑草扱いのマーガレットも元気に咲いている。

梅雨の貴重な晴れ間,なおみは正面のモミジを剪定しているようだ。ボクは流しの下のパッキンを交換しようと試みたが失敗に終わった。先日ホームセンターで買ったパッキンが合わないようだ。

今度は慎重に測ってネット注文した。これで合わなければ自力修理はあきらめよう。DIYはなかなか奥が深い。

雨の間にドレミ農園の雑草が一気に増えた。外のシナノギシギシも突然のように伸びた。シカが現れるのもギシギシの茂みである。次の晴れ間にはこれを刈って,シカが近づきにくい雰囲気を作らなければならない。

サクラを剪定するときに一番大きな梯子を使おうとすると,機械部に枯葉が詰まってしまってなかなか動かなかった。ブルーシートでくるんで仕舞おうと思ったが,どうやらブルーシートは村のゴミとして出せないらしい。便利だからと買うと始末に困りそうである。さて,何で包むか。悩ましいところ。

庭にニッコウキスゲが盛大に咲き出した。雑草との区別が難しいエリアで自然競争に任せておいたがどうやら勝利したようだ。

ブルーベリーの木に実がたくさんついていた。これは鳥避けのネットが必要である。

…しらべ荘だよりがブログと言うより備忘録となってきた。

夕方からまた雨の予報である。今日はタローの月命日。

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買い物に下りたなおみが写す。

社長の最後の仕事

  • 2023/06/12 12:58

朝,庭の奥にまた鹿が現れてしきりにこちらの様子を窺っている。

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うっすら美しいかの子模様があるけれど体が大きいので夏毛の母鹿だろうか。今日はバンビを連れていない。森の中で,

「ママが様子を見てくるからあんたは待ってなさい。」

…という感じかな。

東京都には収入が少ない家庭の受験生に対して塾代を補助する「チャレンジ支援」という制度がある。受給には塾長の申込書や納入証明書が必要になる。制度を利用した昨年度の受験生の納入が遅れていて今月になった。実は先日,大雨警報の中を下諏訪にある銀行の支店まで下りたのはその入金の確認だった。江東区から届いた納入証明などの書類を今日記入して郵送した。手が勝手に動くほど何百と書いて来た社長や塾長としての署名のこれが書き納めだろう。書類には社長よりちょっと偉い秘書兼会長が目を通し,捺印して投函した。二人と一匹のまるで会社ごっこのような長い長い会社経営が終わった。

桜を剪定する

  • 2023/06/11 18:15

6月9日

雨。なおみは明日のお客さんのためにクッキーを焼く。

おやつはハーゲンダッツに伊豆のわさびをすりおろして自家製わさびソフト。

東京に行っている母から梅が届いた。

梅ジャムもひとつ作る。

チェロの練習に夢中で夕焼けに気づかないシュウ。

6月10日

三島からC氏とMちゃん夫妻到着。

さっそく母に頼まれた桜の剪定に登る。

母もなおみもサクラの木につくヤドリギが気に入らない。

ヤドリギ3個退治完了。

その後も夫婦でひたすら庭仕事してくれる。

お昼は天才+なおみの合作タコライス&シリシリ。

マキタの充電式ノコギリがあまりにも便利なので,なおみのおもちゃと化した。

雨が来そうなのでそろそろ上がりましょう。

大物のアオリイカが釣れる条件,太刀魚の釣り方,真鯛が釣れちゃったときの話…オチそうになっているシュウ。

夕方,ボクが母を富士見のバス停まで迎えに行く間になおみがグリコのゼッピンでカレーを作った。

お客さんは渋滞を避けて遅い出発にしたので母も会うことができた。

麦秋の安曇野

  • 2023/06/08 20:15

さて,急ぐ旅でもなし。長野道も19号も使わずに北アルプス山麓を塩尻まで走ろう。

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麦秋とラヴェンダー

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麦秋とNB(笑)

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ドライブが好きだったボクとドレミは頻繁に乗鞍や野麦峠,そして安曇野あたりまで日帰りで走りに来たものだった。

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原村を初めて知ったのもそんなドライブの帰りだったと思う。

再び塩尻峠を越えた。岡谷で日が暮れたので「さんれーく」というファミレスに立ち寄った。

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原村に家を建てた1995年頃,甲州街道が茅野のバイパスから旧道に戻るあたりにショッピングモールができて,その向かいが「さんれーく」の支店だった。当時はホームセンターや大型ショッピングモールはそこにしかなかったので,周辺はとても賑わい,ボクたちも何かというと「さんれーく」で食事をした。接客がとても丁寧でマニュアル通りでないのが心地よかったのだと思う。とくにいつ行ってもいらっしゃる50代くらいのウエイトレスさんとは顔なじみで会うのが楽しみだった。5点ハくらいあろうかと思われる頭の遥か上から出るような高い声の持ち主で「お客さまー!!」とやるものだからきっと他にもファンが多かったと思う。

坂室にトンネルが開通してバイパスが東に延びると,旧道に取り残される「さんれーく」は閉店してしまった。

先日,岡谷のホールにコンサートを聴きに来たとき,偶然「さんれーく」の本店が健在なのを発見して懐かしさがあふれた。両角さんはもちろんいなかったが,同じように50代らしきウエイトレスさんが

「かっこいいスポーツカーでお越しですね。」

と言った。どうやら接客のポリシーは今も変わらないようだ。

今,「さんれーく」はここにしかないのですか?と聞くと,

「ここだけです。みんなつぶれてしまったのです。」

まるでオーナーであるかのようにとても寂しそうな顔でそうおっしゃった。ボクはたぶんまた何かと言えば「さんれーく」に食事に来るだろうと思う。

  

6月8日

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ドレミ撮影

ここは松本盆地を見下ろす丘陵の上。

なぜ二日連続で松本に来たのかと言うと…昨日の移転登録にはオチがある。

実は希望ナンバーの交付日を一日間違えて昨日は登録ができなかったのである。素人が自動車の登録の書類を調えるのはとてもタイヘンである。それに意識を持って行かれてナンバーの交付日はノーチェックだった。せっかく他の書類が全部通ったのに肝心のナンバーがなかったので昨日は無駄足になったという笑い話。コワモテの職員もさすがに同情していた。

今朝は出掛けるときいちおうなおみに「天気もよくないから一人で行った方がいいかな」と言った。

「いいよ,付き合ってあげ…」

あ,そう。じゃあ一緒に行こう。気が変わらないうちに急いで助手席に押し込み,今日も今日とて二人でやってきた。

なおみにおもねるため,道の駅だけ寄り道。なんとこれは全部りんごジュースである。生産者がみんな違う。

こちらは全部りんごジャム。選びようがない。

食堂はまだ開いてなかったが,二人ともお腹が空いたので売り場のおやきを買ってベンチで食べた。かねがね一度食べたいと思っていた牛乳パンは子どもや若者向けである。高齢者にはちとべっとりクリームが重すぎた。

それから4たび塩尻峠を越えて帰った。高速を使わないのには経済的事情もある。何しろ現在二人とも無職である。

急いで帰ったのは,今夜また土砂降りの予報だからだ。

先日の大雨で庭の水路があちこち土砂崩れを起こしている。

大雨で決壊するとタイヘンなので泥攫いして水みちを確保せねばならない。

崩れて水路を塞ぐ岩が重い。3ヵ月前まで丸つけの赤ペンより重いものを持ったことがない生活だった。

なんとか作業を終わった頃,西から雨雲が近づいて来た。

雨の夜の晩餐はドレミ農園で初収穫したレレレのレタスと松本の道の駅で買ったクレソンの天ぷら。袋いっぱいで200円だった。

レレレのレタス以外のドレミ農園作物はビミョウな状況にある。

安曇野市豊科近代美術館

  • 2023/06/07 23:50

夫がキングサイズだと服を調える妻の負担は大きい。19号で見かけたワークマンに飛び込むと作業用だけでなく普段着もいくつか買うことができた。

ちなみにボクは生まれてこのかた自分で着るものを一度も自分で選んだことがない。高校1年のときはすでに身長が180cmを超えていた。当時の既製服で着られるものはなかった。友だちはみな渋谷や原宿に服を買いに行ったが,ボクは自分のファッションに興味を持たないようセルフコントロールした。オシャレな服を買おうとすればインポートものしかない。家計に負担をかけたくなかったから母が買ってくるものを黙って着ていた。結婚してもそのへんの経済的事情は変わらないが,調達するのが母からなおみに代わって一気にオシャレになった。なおみは限られた予算で買い物する天才である。

東京ではたいていのものは新宿サカゼンで足りていたのだがこれからはそうもいかない。アメリカンイーグルもオールドネイビーも撤退し,サカゼンは遠くなった今,ボクの衣類はしまむらとワークマンに頼らざるを得ない。

さて安曇野まで足を延ばしたのは他でもない。

安曇野市豊科近代美術館

中島潔さんの画風はあまり好みではなかったのだが,亡くした愛犬うめ吉を忘れられずに作品に頻繁に描きこんでいらっしゃるという話をテレビ番組で知ってすっかりシンパシーを抱いた。ボクも真似をしたいが如何せんタローは画面上での存在感がありすぎる。実物のうめ吉画はどうなんだろうと思って展覧会を見に来た。

ところが最近の絵の中に登場するのはうめ吉くんではなかった。ボクらと違って中島さんには新しい愛犬はあとくんがいて,現在のモデルも溺愛するはーとくんだとのことで興ざめしてしまった。絵はとても美しく緻密だった。ボクはいつものように車椅子を借りられたので腰痛に苦しむことなく鑑賞できた。

美術館のバラ園が花盛りだった。

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ところで豊科という地名が影を潜めている。豊科インターの名もいつの間にか安曇野に変わっている。

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これも例の町村合併の結果らしい。「科(しな)」を冠する歴史ある地名が行政や観光の都合で消えていくのは寂しい限りだと思いながら調べてみて驚いた。

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なんと「豊科」自体,明治時代の町村合併で作られた地名だった。鳥羽,吉野,新田,成相の頭文字をつなげた地名だとのこと。これにはびっくり。

安曇は渥美や熱海などと同じく朝鮮半島からの渡来人の姓である。おそらく6世紀に白村江の戦いのあと天智天皇に保護されて近江に住んでいた安曇一族がやがて全国に散り,松本平の西部にも侵略して来たと思われる。1400年を経てついに地名でも地域に覇を唱えたというわけであろうか。

こちらなおみのiPhoneの自信作。さてまだ日は高い。しばらくは安曇野を走って帰ろうか。 

松本中町通り

  • 2023/06/07 23:11

6月7日

朝,NBのハードトップを外してオープンにする。

出発!!

「自撮りするとジェットコースターみたーい。」

かっこいいロールバーだがボクの座高だと前方の視界に無理があるかもしれない。

塩尻峠を攻めて(笑)松本に到着。ここは陸事の松本支局である。諏訪ナンバーに移転登録するためにNBでやってきた。

ついでに松本の町をプチ観光する。

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なまこ塀の道が美しい。

中町通り。

残念ながら古い町並みが残っているわけではない。よく整えられているがいくつかの移築された建物のほかは観光用であろう。

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物価はすこぶる高い。

ショッピング大好きななおみもさすがに引くほどの観光地料金。それでも外国人観光客には人気のようだ。

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これは古い井戸を移設したもの。現役で使える。

蔵シック館は古い造り酒屋が移築されたものだそうで無料で見学できる。

画材屋さんが定休日だったので,ボクのショッピングは一瞬にして終わった。

清潔でしぶい裏通り。夜はちょっとしたネオン街になるのかも…。

さてお腹が空いた。平日のお昼少し前,すでに「ただいまの待ち時間30分」と張り紙のある店の前に観光客が並んでいた。 

ボクたちは「フツウ」の値段のお店でランチを頂く。

こ,これでハーフサイズですか!(;^_^A

「はい♪ハーフでございます。」

…とキレイな女給さんがにっこり笑う。

「山賊焼き」という鳥のから揚げは信州ご当地名物であることを初めて知った。まだまだ信州初心者である。

 

せっちゃんにサマーチェリーをもらう

  • 2023/06/07 22:36

6月5日

母は友だちとの旅行のため上京する。東京にいる間は弟が面倒を見てくれる。

母の体調がよくなってホントによかった。これで今夜はチーズ料理が作れる(笑)なおみを負担から開放してあげることにもなる。介護は抱え込んではいけないとよく言われる。

オシャレツートンライフでJAにお買い物。

ペイントの端をコンパウンドで磨いて滑らかにする。塗ったままでは爪でもかんたんに剥がれそうなのでその対策。

母が不在でも淡々と草を刈るなおみ。レースフラワーとマーガレットが庭を埋め始めた。

 午後はクッキーを焼いていた。

 

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せっちゃんちと彼女のジムニー

夕方,せっちゃんの家に彼女のFacebook環境を整えに行った。せっちゃん…小林節子さんはフリーアナウンサーである。元はフジテレビの人気アナウンサーだが,ボクたちはテレビを見る機会がほとんどなかったので存じ上げなかった。そう言えば本当に美しい日本語で話される。10年数年前に原村に移住されていてひょんなことから知り合いになった。人脈もすさまじく,何よりポジティブな性格のために,それはまあ驚くほどたくさんのプロジェクトに関わっている。とにかく忙しい方だ。

これは彼女のアカウントのヘッダー用に描いた水彩だが,この家を知る人が「ジムニーが駐車場にあることは珍しい。」と口を揃えていた。それほど毎日飛び回っていらっしゃる。その活動をFacebookで発信する必要に迫られてボクがお手伝いしたというわけである。賑々しくFacebookデビューを謳って,大勢の人にいいねされているが,どうせ忙しすぎて続かないだろう。ボクのお手伝いは手ほどきしただけで済まず,たぶんこれから…ときどきシェアを促しに行かなくてはならないだろう。

ボクたちの原村移住の歓迎会に何かごちそうするとおっしゃるので,

「お気持ちはありがたいけれど,そんな散財はせず,今夜はチーズ解禁,なおみがピザを作るのでご一緒しませんか。」

と夕食に招いた。ボクがなおみに報せるために先に帰ると,あとから両手で抱えきれないほどのサマーチェリーを持って来てくれた。

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さすがアナウンサーだからかなのだろうか,とても聞き上手で,ボクは彼女といるとまるで授業していた頃と同じくらい雄弁な語り上戸とされてしまう。不思議で魅力的な人だ。

6月6日

2日の大雨の傷跡があちらこちらに残っている。排水溝がつまっているところではいまだに水が溢れて道路が冠水している。

二人で過ごす二日目だが,なおみは朝からいつものように草抜きに余念がない。ボクもライフのコンパウンド作業を終えたところで,もみの湯のお得な入浴&ランチセットに行こうと意見が一致した。

車なら3分ほどの距離だが,歩くとけっこうある。

途中,こんな看板を見つけた。奥に朽ちたものもあるので新設したのだろう。ウチから歩いて5分のところに村民の森があるとは知らなかった。駐車場はなく,一日4本のコミュニティバスのバス停があるだけ。いったい誰がいつどうやって利用するのだろう。

到着。

昔は頻繁に訪れたがここ数年はとんとご無沙汰している。何しろ夜6時過ぎは300円だった入浴料が650円に値上がりしたからだ。216%の値上げ率である。東京の銭湯より高い。リッチな別荘地の住民や野菜農家しか利用できない。一般村民のボクたちにとってはハレの日だけ利用するレジャー施設になった。

お風呂とランチで1200円。HPの表示より2割値上げされている。

むふふふ。このために歩いて来た。2353歩は片道の歩数。昼間から生ビール!!究極のゼイタクを味わう。

ただしビールの値段も4割増しになっている。世の中にはただ物価が上がれば経済が活性化して生活が楽になると本気で信じている人が大勢いる。

これくらいのゼイタクが庶民には精一杯になってきた。

帰りもウォーキング。ボクがしゃがんで休むたびに行軍は止まるので帰るのに時間がかかる。

ライフの屋根をミルク色に塗る

  • 2023/06/06 23:32

朝のウォーキング。なおみは村の田んぼまで下ってiPhone撮影

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南アルプス鋸岳

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北アルプス

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甲斐駒ヶ岳

一方,ボクは畑の中を走った水の跡を修復中している農家に声をかけた。

「やられましたね。このあたりでいちばん,整然としてきれいな畑なのに。」

「グランドキャニオンができちゃったよ。」

農家は笑って答えた。

グランドキャニオンかぁ…ボクはその答えがとても気に入った。

母の体調は回復していた。今朝はボクとなおみが引っ越しの挨拶も兼ねてO医院の女医S先生に腰痛の病院の紹介状を書いてもらいに行った。

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八ヶ岳

S先生は気さくなおばちゃんといった雰囲気だが,今のところボクたちにとって諏訪には彼女以外に信頼できる医者はいない。

今日はピーカンの予報なので朝のうちに庭仕事をしてから絵や楽器をする予定だった。ところが予報に反して,南の空に薄雲がかかり,気温は上がらない,そして風がない。…絶好のペイント日和になった。急遽予定変更!

マスキング開始

10cmくらいずつ切ったテープを重ねて微妙なRを描いて貼る。ここはさすがにボクの得意分野だ。

マスキング完了

ローラーを使うので下回りを覆う必要はない。

続いて脱脂作業。

塗料とカメラ係を準備。母はここまで回復している。

ペイント開始!!

ボクはローラーで広い面を塗る。なおみには刷毛を持たせて溝や細かいところを担当させる。速乾性の水性塗料なので時間勝負である。

二度塗りまで完了。

マスキングをはがして細部の補修。

じゃーん!ハゲチョロだったミズイロライフがおしゃれなツートンカラーに変身。

あ(;^_^Aあんまり近くで見ちゃダメですよ。

 

作業を終えてから,なおみは農業学校へヤギに会いに行った。夏は大勢のお客さんが予想されるので案内する場所の下見を兼ねている。

母,体調を崩す

  • 2023/06/06 22:25

6月3日

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介護認定の主治医の所見を書いてもらいに行く日だった。病院に向かう途中で気持ち悪いと言い出した。

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O病院に着くと,意識もやや混濁として吐いた。暫くベッドで寝ていると意識ははっきりした。様子をみることにしていったん帰宅した。

最近の母は体調の悪い日の方が多いのだが,この日は症状が重い。午後になってまた吐いたので,O病院で救急の紹介状を頂いて,中央病院に向かった。

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中央病院救急外来。

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当直の若い女医の診察は的確で,問診と触診だけでほぼ母の体の状態を把握し,緊急性はないと診断したが,吐いているし,頭痛を訴えているので念のためCTの検査となった。

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ボクは駐車場の車で待ち,3時間余りの検査をなおみがずっと付き添った。血液検査も含め,検査結果はおおむね良好だったが,その説明を医師がしている間に再び吐いてベッドで横になった。

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いずれの医者の診察でも各種検査結果でも「異状なし」なので手の打ちようがない。目を覚ますと夜道を回復していて帰宅した。

大雨の日の寄り道

  • 2023/06/06 18:59

6月2日

長野市から従兄の運転する車で原村を往復する予定だったモエ姉は来訪を断念した。台風2号が本州付近の前線を刺激しているために広い範囲で大雨となった。原村も茅野も諏訪も大雨警報から大雨土砂災害警報に切り替わった。会社の残務整理でどうしても今日中に通帳の記帳が必要になった。会社の通帳はオンラインに切り替えていなかったので銀行の下諏訪支店まで出かけるしかない。

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 土砂降りの中を茅野の戸田酒造に寄った。蓼科に仕事場を構えていた小津安二郎がダイヤ菊を愛飲していたことを初めて知ったからだ。何でも脚本1本につき一升瓶のダイヤ菊100本を開けたとのこと。

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どれどれ。どんな味かお楽しみ。直売所の店員さんのやたら丁寧な応対に気分を良くして,小津さん御用達の本醸造の他に純米辛口とそば焼酎を贖った。

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諏訪に向かって走行中,上川ビュンビュンコースが冠水によって通行止めになった。甲州街道に出ると沼のようになっていた。それでもせっかく下諏訪まで来たので秋宮まで足を延ばし新鶴の塩羊羹を買った。

 

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「おまけもらっちゃったー」

…と雨の中を走って来たなおみ。見ると人気が高いためにいつも売り切れのもちまんじゅうだった。参拝客もほとんどいない大雨の中を訪れた客へのサービスなのか。さすが老舗。

そうこうするうちに道路はたいへんな状況になってきた。坂道は川のようになっていて,地上高の低いライフでは通れない場所も多かった。しらべ荘の水路も危険水位だったが,もうじたばたしてもh仕方ない。

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 土産物店やスーパーでクオリティの低いまがい物は手に入るが新鶴は秋宮の店舗でしか買えない。

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創業は明治6年。塩羊羹はもちろん,塩を使ったスィーツの元祖と言っても過言ではない。

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